宮本亞門が30年ぶり監督作で描く能登復興への思い 鹿賀丈史主演「生きがい IKIGAI」に常盤貴子、根岸季衣、小林虎之介、津田寛治ら
2025年5月15日 08:00

能登半島地震のボランティア活動に参加、想像を超える被害と復興の遅れを目の当たりにした宮本亞門が企画・脚本・監督を務めるショートフィルム「生きがい IKIGAI」が、6月20日石川先行公開、7月11日から全国公開される。
宮本が地元の人々の声を聞き、言葉に触れ、復興の想いを募らせることで、豪華俳優陣が能登への想いを胸に参加した本作。30年ぶりにメガホンをとった宮本は「能登の被災者が『元旦の震災、今度はこれか。まだ頑張らなきゃいかんのか』と語り、現地の女性が『突然、やることも目標も消える…こんなに辛いことはない』と呟いた言葉に、深いやるせなさを感じました。だから私は願います。命ある限り、諦めないでほしい。1日1日を生き抜けば、きっと希望が見える。その思いで30年ぶりにメガホンを取りました」と明かし、「皆さんが『生きがい』を見つめ、心にそっと寄り添えますように」とコメント。
主人公の信三を演じるのは石川県出身の鹿賀丈史、信三の妻・美智子を演じるのは、能登を舞台にした連続テレビ小説「まれ」に出演しており、世界で一番好きな海は能登であり、能登を第二の故郷だと語る常盤貴子。信三の心を開くボランティアの青年役には小林虎之介。信三の甥・尚文役には、津田寛治。ボランティアセンターの上田役に根岸季衣。実力派キャストが能登への復興を願い、本作に参加、災害により心を閉ざした一人の男が再び生きることに目を向けていく希望の物語を紡ぐ。
「生きがい IKIGAI」と併映されるのは、映画の撮影のメイキングをきっかけに訪れた能登で、人々の声を収めるうちにドキュメンタリー作品として生まれた「能登の声 The Voice of NOTO」(監督・編集:手塚旬子)。フィクションとノンフィクションを同時に体感することで、二度の災害に苦しむ【能登の今】を知り、想いを馳せることが、能登の未来への一歩に繋がってほしいという願いから生まれたプロジェクトだ。またこの作品の収益の一部は、能登復興のために寄付される。詳細は追って映画公式サイト(https://ikigai-movie.com)で発表される。
6月20日にユナイテッド・シネマ金沢、イオンシネマ金沢、イオンシネマ白山、シネマサンシャインかほくにて石川先行公開、7月11日(金)にシネスイッチ銀座 他順次公開。
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