崖っぷち漫画家、自らの作品のヒーローになって巨悪と対決 シヴァカールティケーヤン主演「マーヴィーラン 伝説の勇者」7月11日公開
2025年5月1日 15:00

タミル語界のスター、シヴァカールティケーヤン主演作「マーヴィーラン 伝説の勇者」(原題:MAAVEERAN)が、7月11日から公開される。このほど、場面写真、ポスタービジュアル、予告編が披露された。
新聞の長期連載漫画「マーヴィーラン」の作者であるサティヤ。ある日、住居のある地域一帯が開発対象となり、立ち退きを余儀なくされてしまう。新たな住処として提供された高層マンションに浮かれる一家だったが、そこは悪徳政治家ジェヤコディ一派が仕切る手抜き工事の元に建てられた「欠陥住宅」だった。サティヤは意を決して彼らに立ち向かうが、すげなく返り討ちに遭ってしまう。自らが描き続ける「マーヴィーラン=偉大な勇者」と己のギャップに、絶望の淵を覗き込んだその後―――奇跡的に生還したサティヤの耳元で、勇壮な「声」が鳴り響くようになる。その声はサティヤを「勇者」と呼び、ジェヤコディを「死神」と呼ぶのだった。果たしてサティヤは、真の「マーヴィーラン」として、民衆を苦しめる巨悪に立ち向かうことができるのか――。

タミル語界のスター、シヴァカールティケーヤンが、頼りないサティヤと、「マーヴィーラン=偉大なる勇者」さながらの超絶アクションとカリスマ性を両立。サティヤの最大の敵・政治家ジェヤコディを演じるのは、映画監督としても知られるミシュキン。底冷えする恐怖を感じさせる「悪の帝王」を余裕たっぷりに演じ切っている。長編デビュー作「マンデラ」で2022年国家映画賞新人監督賞を受賞したマドーン・アシュヴィンが監督・脚本を務め、前作に続き社会問題とも密接にリンクした捻りある快作だ。
サティヤの運命を翻弄する荘厳な「声」は、「ヴィクラム」の日本公開(5月30日)が控えるヴィジャイ・セードゥパティが担当している。2023年フィルムフェア賞南インド映画部門新人女優賞を受賞したアディティ・シャンカル、「RRR」のS・S・ラージャマウリ監督作「あなたがいてこそ」主演のスニール、マドーン・アシュヴィン監督とは「マンデラ」に続く二度目のタッグで、抜群のコメディセンスを披露するヨーギ・バーブら、脇を固める豪華キャストにも注目だ。7月11日より新宿ピカデリーほか全国公開。
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