外山文治監督の最新短編作品集「東京予報」、不倫カップルの情事後の姿などを捉えた3作品の本予告公開
2025年4月28日 12:00
「東京予報」は、不倫関係を解消するべく、最後に1日だけ夫婦として過ごす男女を描いたラブストーリー「名前、呼んでほしい」、顔も性格も似たもの同士の女子中学生・春と麗が、離婚した春の父親を偶然SNSで見つけ、互いに入れ替わって10年ぶりに会いに行く悪戯をしかける「はるうらら」、ガールズバーで働く3人の女性がネットカフェで亡くなった常連客の葬儀に参列する姿を通して、現代の希薄な人間関係をポップかつシニカルに描く「forget-me-not」の3作品で構成。東京の「かたすみのひかり」をコンセプトにした全くジャンルの異なる作品となっている。

「名前、呼んでほしい」の本予告は、沙穂(田中麗奈)と涼太(遠藤雄弥)が情事の後のベッドで、1⽇だけ夫婦になるとしたら東京23区のどこで過ごしたいかを話し合う無邪気な会話を、100秒間1カットで見せる独創的な仕上がり。2人の関係が終わりに近づいていることを予感させる愛しくも切ない関係性を表す映像に仕上がっている。

「はるうらら」の本予告は、顔も性格も似たもの同士の春(星乃あんな)と麗(河村ここあ)が向かい合い、春が麗にメイクするシーンから始まる。幼き日に別れたままの父の働く店へ、いたずら心と小さな願いを胸に抱きつつ会いに行くふたりのささやかな春の日物語に、等身大のきらめきと咲き誇る桜の美しさが収められている。

「forget-me-not」の本予告は、東京の夜の街の片隅でガールズバーの呼び込みをするコスプレ姿のミカ(内海誠子)、エリ(イトウハルヒ)、ハル(宇野愛海)の軽快な会話で始まる。「死んだ時にその人の価値ってバレちゃうね…」と、喪服姿で常連客の葬儀に向かう彼女たちの口から飛び出す、素直で少し哲学的な人生についてのあれこれ。他人の死すらコンテンツ化して消費していく若者たちの姿を、外山文治監督の作品では珍しいポップな音楽とカラフルな映像で描いている。
なお、劇場公開に先駆け、本作が5月4日から開催される第3回横浜国際映画祭の正式招待作品に決定。同映画祭でワールドプレミア上映が行われることが併せて発表された。
「東京予報 映画監督外山文治短編作品集」は、5月16日からシモキタ-エキマエ-シネマ K2にて公開し、全国順次公開予定。
(C)外山文治
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