向井理、宮野真守の名MCぶりを大絶賛！「映っていないところでもすごい」

「ヤングマガジン」で連載中の大人気コミックを実写化した本作は、三国時代の天才軍師・諸葛孔明（向井）がなぜか現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指すアマチュアシンガー・月見英子（上白石）の軍師となり、巧みな計略で成功に導くさまを描く。

日本を代表する3つの音楽レーベルが頂点を競う音楽バトルフェスのシーンが見どころとなる本作では、6000人の観客が集結した迫力のライブが繰り広げられる。向井も「6000人の方に集まっていただいたんですが、（ライブ映像を得意とする）プロの撮影チームが来てくれて。本当のライブを撮っているようにカメラも12～13台ほど入って。パフォーマンスを見ていただいたんで。そして何よりも（フェスの司会進行を務めた）MCマモが、映っていないところでもすごかった」と証言した。

その理由を、「彼が映っているのは全体の10分の1くらい。あとはお客さんへの説明。たとえば『次は＆TEAMが出てきます』という具合に言うと、（会場が）ワーッとなって。そのリアクションを撮るために『もう一回（ワーッと）してください』と言ったり。撮影が止まった時にはつないでくれた。ライブシーンは1日だけで撮ったのですが、全部MCをしてくれたんで疲れ切っていて。朝に会った時と、終わった後で3歳くらい老けていた。ちょっとしぼんでいたんで、いかに大変だったのかというのが分かりました」と向井が語ると、宮野は「いやだな、いい年なのに3歳老けるのは……」と笑いながらも、「でもあんな経験はなかなかできないのですごく楽しかった。その時のお客さまのお芝居も映画の大切なピースになっていて。ありがとうございます」と会場に呼びかけると、拍手がわき起こった。

さらにイベントでは「どんな困難も巧みな計略で解決してくれる孔明ですが、孔明が軍師になってくれるならどんな相談をしたい？」というお題も。HARUAが「僕、衝動買いでルービックキューブやウクレレとか買ってしまうんですけど、買うだけで満足して、ほぼ新品状態でインテリアみたいになってしまう。どうしたら長く続けることができる？」と質問を投げかけると、向井が「これは簡単です。サインを書いてメルカリで売ればいい。自分にフィットするまではそうしたらいい。買ったものが駄目だったらサインを書けばお金も増えます」とまさかの一発解答でドッと沸いた場内。さらに森山からは「令和の米騒動をどう解決するか相談したい」と向井にムチャぶり。だが向井が難なく「備蓄米に分かりやすくQRコードをつけて、最高金額を決めればいいんですよ」と解答すると、登壇者たちも「ガチな答えが返ってきた……」と驚いた様子。孔明になりきった向井のななめからの解答に会場は大いに盛り上がった。