フランソワ・オゾン監督作「秋が来るとき」予告&ポスター 田舎暮らしを満喫する80歳の女性が抱える“秘密”とは?
2025年4月24日 17:00

フランソワ・オゾン監督最新作で、2024年のサン・セバスチャン国際映画祭で脚本賞を受賞した「秋が来るとき」の予告編とポスターがお披露目。映像では、優雅な田舎暮らしを満喫する80歳のミシェルが、パリから来た娘と孫を迎え、楽しい休暇を過ごすはずが、ある出来事をきっかけに、目を背けていた現実が少しずつあらわになっていく。
「焼け石に水」「8人の女たち」「スイミング・プール」などの名作で知られ、カンヌをはじめ国際映画祭の常連となっているオゾン監督の新作は、自身の子どもの頃の思い出から着想を得て製作された、自然豊かなフランス・ブルゴーニュの秋を舞台にした人生ドラマだ。
ミシェルを演じたのは、映画、舞台で活躍するベテラン女優、エレーヌ・バンサン。その親友役にジョジアーヌ・バラスコ、その息子役にサン・セバスチャン国際映画祭で助演俳優賞を受賞したピエール・ロタンを配した。リュディビーヌ・サニエがミシェルの娘役を務め、03年の「スイミング・プール」以来、約22年ぶりにオゾン作品に出演している。
予告編の冒頭では、自然豊かなブルゴーニュで、庭の手入れをしたり、採れた野菜で料理をしたりと、田舎暮らしを楽しむミシェルの穏やかな時間が流れる。秋の休暇を利用して訪れた娘と孫と過ごすはずだったが、親友と採ったキノコで作った料理が原因で、娘が倒れる事態に。
その事件を機に、映像の雰囲気は一変。「母の過去が許せない」と涙を流す娘、「君の母親はいい人だ」とミシェルをかばう親友の息子。人生の秋から冬に変わる時期を迎えたミシェルが家族のため、友人のため、残りの人生のために守った、ある秘密とは――? 美しくもサスペンスフルな雰囲気に満ちた映像に仕上がった。
ポスターでは、キノコ狩りに向かうミシェルと親友・マリー=クロードの周りに、赤色や黄色に染まった紅葉が広がり、季節の移ろいの静けさ、切なさ、温かさを演出。「探しにいきましょう、これからの人生を。」というメッセージが添えられている。
「秋が来るとき」は、5月30日から東京の新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
(C)2024 – FOZ – FRANCE 2 CINEMA – PLAYTIME
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