テレビドラマ版ダンブルドア役の米俳優が決意表明
2025年4月21日 18:30

米HBO Maxのテレビドラマ版「ハリー・ポッター」シリーズで、ホグワーツ魔法魔術学校の校長アルバス・ダンブルドア役に起用された米俳優ジョン・リスゴーが心境を語った。
同作は、J・K・ローリング原作の名作シリーズをHBO Maxでリブートするもの。映画シリーズでは、名だたるイギリス俳優たちがホグワーツの教授陣を演じており、ダンブルドア役は故リチャード・ハリスさん、その後を継いだマイケル・ガンボン、若き日をジュード・ロウが演じてきた。
トニー賞2度、エミー賞6度の受賞歴を誇る名優リスゴーは、英BBC「The One Show」で、「マイケル・ガンボンの後を継ぐことになります。私はイギリス人ではありません。でもテレビでイギリス人を演じたことはあります。『ザ・クラウン』にウィンストン・チャーチル役で出演しましたが、ちゃんとやってのけたでしょ」とユーモアを交えてアピールした。
「もちろん、あの偉大なイギリスの魔法使いをアメリカ人が演じるなんて、けしからんという人がたくさんいるのもわかっています。でも、私なりにベストを尽くします。本当に光栄ですし、同時に身の引き締まる思いです」と決意を語った。
同シリーズの脚本とショーランナーを務めるのはフランチェスカ・ガーディナー。テレビドラマ版のホグワーツの先生たちは続々と決定しており、ジャネット・マクティアがミネルバ・マクゴナガル、パーパ・エッシードゥがセブルス・スネイプ、ニック・フロストがルビウス・ハグリッド、ルーク・サロンがクィリナス・クィレル、ポール・ホワイトハウスがアーガス・フィルチを演じることを米Deadlineが報じている。
J・K・ローリングの全7巻を10年かけてシーズンごとに1巻ずつ描く壮大な構想は、2025年夏に映画版と同じワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで撮影開始予定だ。
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