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元警視庁公安部“スパイのプロ”が指摘する、主人公の“アマチュア”な部分とは? 山里亮太との対談映像披露

2025年4月12日 08:00

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山里亮太×元警視庁公安部外事課の勝丸円覚が対談!
山里亮太×元警視庁公安部外事課の勝丸円覚が対談!
(C)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ラミ・マレックが主演するスパイスリラー「アマチュア」(公開中)から、スパイの知識に関しては“アマチュア”な山里亮太と、誰よりもスパイに詳しい元警視庁公安部外事課で、近年メディアでも注目されている“スパイのプロ”の勝丸円覚による、スペシャル対談映像(https://youtu.be/OvRLdX32vEo)がお披露目。勝丸が自身の経験を交えながらスパイについて語る、興味深い内容となっている。

愛する妻・サラ(レイチェル・ブロズナハン)と平穏な日々を過ごす、CIAのサイバー分析官・チャーリー(ラミ・マレック)は、タフな特殊任務の経験はもちろん、暗殺経験も戦闘能力も皆無。しかし、ロンドン出張中のサラがテロリストによって命を奪われ、彼の人生は一変する。チャーリーはテロリストたちへの復讐を決意し、CIAの教官・ヘンダーソン大佐(ローレンス・フィッシュバーン)に、特殊スパイとしてのトレーニングを志願。やがて彼は、持ち前の頭脳と知識を武器に、予測不能な復讐劇を繰り広げる。

対談の冒頭では、セキュリティ上の理由で素顔を隠してメディア出演する勝丸の姿に、山里は緊張感を隠せない様子。まずはチャーリーが所属するCIAについて、勝丸は「情報機関のひとつで、アメリカの国外で、アメリカに対するスパイやテロの情報収集をして防ぐ機関。時にテロや暗殺クーデターを引き起こすという暗い側面もある組織です」と解説する。さらに、「スパイハンターとしての職務にあたっていた時代には、自身も尾行や監視の対象となり、命の危険を感じた経験もあります」とさらりと語り、そのディープな回答に、山里が怯えるひと幕も。

そんなふたりは、映画の見方もそれぞれ。山里が「想像できる展開がひとつもなかった。いままでに見たことのない仕留め方の繰り返しにドキドキしました。スパイとしての経験の無さを高いIQの持ち主ならではの頭脳で補う、その追い詰め方・埋め方が、すごくもあり危うくもあり、まさにアマチュアだと感じました」と話す。

勝丸は「新しい切り口で、いままでにあるようで無かった面白い映画でしたが、プロから見るチャーリーの危うさが何カ所かありました」と、プロ目線で、チャーリーのアマチュアな部分を指摘。「プロは分からないように処理していきますが、チャーリーには、プロではない人ならではのやりすぎてしまう素人っぽさを感じました。その“アマチュア”なやりすぎっぷりが映画の特大スケールに繋がったのではないか」と、分析する。

CIAのスタッフには、スパイ活動をする者だけでなく、チャーリーのような分析官もいる。そうした分析官は、神経質でルーティンがあり、こだわりの強い人が多いそうで、勝丸は「チャーリーはどんなに忙しくても身だしなみがきちんとしている」という細かい設定に感心したそうで、「この映画には経験者の監修が入っているはずだ」と語っていた。

「もしチャーリーと同じ状況になってしまったら?」というテーマで、「(映画を見ながら)もし自分の妻だったらと考えずにはいられなかったが、(結局のところ)警察に行くしかないし、自分では撃てない」という山里に対して、「目立たないように人を雇って分からないように(自身で)復讐する。自分でも撃てる」という勝丸。

収録後、山里は勝丸との対談の感想を、「やっぱり(主人公・チャーリーに自身を)置き換えちゃうけど、いくら想像しても、チャーリーの行動は、僕の想像がちょっと追いつかないというか、あんなこと想像もつかない。多分あんなすごい復讐はできない。ごめんね、奥さん」と謝りつつ、「返ってくる言葉が初めて聞くような話ばっかりで。面白かった、楽しかった」と、興奮をあらわにしていた。

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