桜田ひより×木戸大聖「モブ子の恋」実写映画化&26年初夏公開 監督は「silent」「海のはじまり」の風間太樹
2025年4月10日 07:00
原作は、17年より「月刊コミックゼノン」で連載スタートし、現在はWEB漫画サイト「ゼノン編集部」で連載中の田村氏の同名漫画(コアミックス)。20年間ずっと片隅で“脇役”として過ごしてきた主人公・田中信子に芽生えた、初めての恋心を描く。


メガホンをとるのは、映画「チア男子!!」(19)で長編映画デビューし、テレビドラマ「silent」(22)、「海のはじまり」(24)、映画「バジーノイズ」(24)などの話題作を手掛けた風間監督。風間監督は「スーパーのアルバイトで出会った仲間たちとの関わり、あるいは恋愛を通して、信子の見つめる世界の広がりを優しく繊細に描いた原作の手触りを大切に、映画もその一歩一歩を丁寧に描いていきたいと思います」とコメントを寄せた。
人見知りで控えめな性格の女子大生、モブ子こと田中信子を演じるのは「silent」や「バジーノイズ」で風間監督とタッグを組んだ桜田。映画「交換ウソ日記」(23)で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した桜田は、映画「ブルーピリオド」(24)や「大きな玉ねぎの下で」(25)、ドラマ「相続探偵」(25)などで活躍。「原作ファンとしてずっと見守ってきた信子を、こうして自分が演じる日が来るなんて…と今も胸が高鳴っています」と喜びを明かし、「まだクランクイン前ですが、いつも自分の知らなかった一面を引き出してくれる風間監督と、素敵なキャストの方々、素晴らしいスタッフの皆さんと、丁寧に、繊細に、信子達の世界を作れる事を楽しみにしています」と意気込みを語った。
モブ子が初めて恋心を寄せる同じスーパーでアルバイトをしている大学生・入江博基を演じる木戸は、Netflixシリーズ「First Love 初恋」(22)で注目を集め、Netflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」(24)、「海のはじまり」(24)、映画「ゆきてかへらぬ」(25)などにも出演。木戸は、「恋愛という形だけではない信子と入江くんの関係を、風間大樹監督、桜田ひよりさんと1シーン1シーンを大切に紡いでいきながら楽しめたらいいなと思っています」と撮影に期待を寄せた。
風間監督は「主演の桜田ひよりさん、木戸大聖くんには再会の心強さを感じています。よく考えるふたりです。それぞれが、それぞれの歩みのなかで気付き、手放し、育んだもの。変わらないところも含めて、新鮮な気持ちで見つめたいと思います」と、2人に全幅の信頼を寄せている。
映画「モブ子の恋」は、26年初夏全国公開。キャストと制作陣のコメント全文は以下の通り。
相手のことを考えすぎるがゆえに人とコミュニケーションをとることに難しさを感じている入江くんが、同じ境遇の信子と関わり、時間を共にすることで、どのような影響を受け、また与えることができるのか。
恋愛という形だけではない信子と入江くんの関係を、風間太樹監督、桜田ひよりさんと1シーン1シーンを大切に紡いでいきながら楽しめたらいいなと思っています。
『モブ子の恋』だからこその、これまでにない"新しいラブストーリー"を皆さんにお届けできたら嬉しいです。
漫画を読んでくださっている方も、そうでない方も、楽しみにしていただけると嬉しいです。
恋を起点に二人の間に様々な感情が芽生えていく様子を、映画ならではの表現で観られることを私自身とても楽しみにしています。
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