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広瀬すず主演、カズオ・イシグロ原作、石川慶監督「遠い山なみの光」第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品!喜びのコメント

2025年4月10日 19:00

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「ある視点」部門に出品される「遠い山なみの光」
「ある視点」部門に出品される「遠い山なみの光」
(C)『遠い山なみの光』製作委員会

ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロの同名デビュー作を広瀬すず主演で石川慶監督が映画化する「遠い山なみの光」が、5月13日(現地時間)に開幕する第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品される。石川監督、広瀬、共演の二階堂ふみが喜びのコメントを発表した。

石川監督作品がカンヌ国際映画祭に選出されるのは初で、カズオ・イシグロ氏も、1994年にコンペティション部門の審査員を務めているが、出品者側として参加するのは初。広瀬は2015年に参加した是枝裕和監督作「海街diary」以来2度目、二階堂ふみは初参加となる。

画像2(C)『遠い山なみの光』製作委員会

2017年にノーベル文学賞を受賞し、「日の名残り」「わたしを離さないで」など、映画化作品でも非常に高い評価を受けるイシグロ氏が、1982年に綴り、王立文学協会賞を受賞した長編小説デビュー作品が原作。自身の出生地である長崎を舞台として繰り広げられる本作は、戦後間もない1950年代の長崎、そして1980年代のイギリスという、時代と場所を超えて交錯する“記憶”の秘密を紐解いていくヒューマンミステリー。

日本人の母とイギリス人の父を持ち、ロンドンで暮らすニキ。大学を中退し作家を目指す彼女は、執筆のため、異父姉の死以来足が遠のいていた実家を訪れる。母の悦子は、長崎で原爆を経験し、戦後イギリスに渡ってきていたが、ニキは母の過去を何一つ聞いたことがない。夫と長女を亡くし、想い出の詰まった家で一人暮らしていた悦子は、ニキと数日間を共にする中で、最近よく見るという、ある「夢」について語り始める。それはまだ悦子が長崎で暮らしていた頃に知り合った、佐知子という女性とその幼い娘の夢だった。

画像3(C)『遠い山なみの光』製作委員会

本作で主人公の悦子を務めるのは、抜群の演技力と表現力で映画・ドラマと幅広く活躍する広瀬。二階堂が、悦子がまだ長崎にいた頃に出会った謎多き女性、幼い娘と暮らす佐知子役を演じる。映画は今夏日本公開。

▼コメント全文
石川慶監督
一報を聞いて、まずは心からホッとしました。正直な気持ちです。
この歓びは、これから映画祭に向けて少しずつ実感が湧いてくるのだと思います。
キャスト、スタッフ、関係者の皆さま、長崎の方々、そしてカズオ・イシグロさんに、心から感謝いたします。
本当にたくさんの人の思いが込められた作品です。
その思いが、カンヌを通して世界中に届きますように。
広瀬すず
素直にとっても、嬉しく光栄に思います。ゾクゾク不穏な空気が漂っていて、その作品の空気にちゃんとのまれながら日々お芝居を楽しませてもらった現場でした。まだ私も完成を観れていませんが、監督たちと、この喜び、幸福感を共有できること、何より嬉しいです。
二階堂ふみ
この作品が日本に留まらず世界の方々に観て頂けること、とても嬉しく思います。
あの時代と今を繋ぐ、素晴らしい作品です。情熱を注いだ石川監督、全てのスタッフの方々へ、おめでとうございます!

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