アナ・デ・アルマス、キアヌ・リーブスへの敬意あふれる受賞スピーチを披露
2025年4月7日 15:00

米ラスベガスで開催されたCinemaConで「アクション・スター・オブ・ザ・イヤー」を受賞したアナ・デ・アルマスが、受賞スピーチでキアヌ・リーブスとの思い出を語った。米ハリウッド・レポーターが報じた。
デ・アルマスは、「10年前、英語がほとんど話せない状態でL.A.に引っ越してきた頃に彼と出会いました」と振り返る。「初めて会ったのはチリのサンティアゴ。私たちの初共演作『ノック・ノック』の監督たちとのランチでした。テーブル越しにキアヌがいて、本当に緊張しました。彼の前に座っているんですから。英語に自信がなくて、会話を一生懸命理解しようとしていたので、あまり話せませんでした」と当時の様子を語る。
そのランチの席で、話題はリーブスの代表作のひとつ「マトリックス」に。リーブスに同作を見たことがあるかと尋ねられた時、「私は『マトリックス? いえ、ないです』と答えました」と告白。「すると、全員がショックを受けたんです。誰かがスペイン語で『“ラ・マトリックス”見てないの?』って言ってきて。私は『ああ、“ラ・マトリックス”ね。見たことある』って言い直しましたけど、あれは一生忘れられない恥ずかしい思い出です」と赤面エピソードを明かした。
さらに、リーブスの近年の大ヒット作アクションシリーズ「ジョン・ウィック」についての逸話も披露。「彼が椅子から立ち上がって、格闘シーンの振り付けを再現し始めたんです。公衆浴場でのシーンだったと思います。どうやって一人ひとり倒していったか、全部覚えていて、私たちの前でやってくれました。その時の彼の嬉しそうな顔ったらなかった。この映画すごいんだ!って本当に興奮していて、私もつられて興奮しました」と語った。
今回の受賞は、「ジョン・ウィック」シリーズのスピンオフ映画「バレリーナ The World of John Wick」におけるもの。「『バレリーナ』は『ジョン・ウィック』がなければ生まれなかったし、『ジョン・ウィック』はキアヌ・リーブスがいなければ存在し得なかった」と、リーブスへの深い敬意を込めてトロフィーを掲げた。
「バレリーナ The World of John Wick」は8月公開予定。
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