広瀬すず＆杉咲花＆清原果耶、3人の子役たちの演技に感謝！「自分たちの演技の助け舟になりました」

本作は、「花束みたいな恋をした」の脚本・坂元裕二と監督・土井裕泰が再タッグを組み、オリジナル脚本で挑んだ、強い絆で結ばれた3人の女性が織りなす日常と究極の“片思い”を描いた物語。

4月4日、全国343館で封切られた本作。広瀬は「『観に行きたい』と言ってくれる友だちが多く、感想が楽しみです」と期待を寄せると、「友だちと劇場に観に行こうという約束をしたんです。自分の映画を劇場で観るのは久しぶり。それぐらいもう一度観たいと思える作品です」とアピールする。

杉咲も「知り合いの人が昨日観に行ってくださり、『こんな世界があったらいいな』と感想をもらったんです。私は映画のレビューをよく読むのですが、たくさんコメントをいただいて嬉しいです」と反響の大きさを感じているという。

広瀬、杉咲、清原というドラマ、映画で主演を張る女優たちの共演。脚本を担当した坂元は「世代を代表するトップの俳優さんたち。出てくれるのかなと思っていたのですが、出てくれるということになったときは、正直プレッシャーで逃げ出したくもなりました」と語る。それだけ注目度の高いキャストが揃った物語に、土井監督は「どういう世界でこの3人を見せていくのか。3人の話はとても小さな世界のことなのですが、その先に大きな世界が広がっていることをちゃんと描けなければいけないと思っていました」と演出意図を明かしていた。

この日の舞台挨拶には、3人の幼少期を演じた子役の太田結乃、吉田帆乃華、石塚七菜子も出席。劇中ではシーンをともにすることはなかったが、広瀬は「幼少期の3人の溢れる感情を観ているだけで、大人になった自分たちの演技の助け舟になりました。とても感謝しています」と優しい眼差しを向けると、清原も「私が撮影するとき、みんなが撮影したシーンを見せていただいたんです。彼女たちが生きてきたから今があるんだということを、とても大切にして演じようと自分のなかで誓いました。たくさん助けられました」と感謝。

杉咲は、実際に太田らが撮影しているシーンの見学をしたそうで、「合間ではとても楽しそうに過ごしているのに、本番になるとスイッチが入って真剣にお芝居をしている姿にグッときました。3人を見て、とてもイメージが広がりました」と役づくりの助けになったことを明かしていた。