本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を描いた昭和新婚ラブコメ。原作は、漫画アプリ「コミックDAYS」で連載中の西香はち氏による同名コミック(講談社刊)。
芳根京子が主人公の江端なつ美を演じ、突然舞い込んだ縁談から、本田響矢演じる帝国海軍に勤める江端瀧昌と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、夫不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。携帯もない時代…戦前日本で暮らす恋愛に不慣れな男女2人の結婚から始まる恋。初々しくもじれったい夫婦生活の中で何気ない日常から幸せや愛おしさを感じ、少しずつ距離を縮めていく2人を描いている。
(C)フジテレビ今回、新たに出演が発表された山本が演じるのは、なつ美の友人でタイピストの仕事をしている芳森芙美子。独身の芙美子は、教養が高く、現役のタイピストとして活躍する、いわば「モダンガール」。女学校時代、タイピストを目指していたなつ美にとっては憧れの存在でもある。
(C)フジテレビ小関が息吹を注ぐのは、瀧昌の同僚・深見龍之介。容姿端麗で仕事もできる深見は女性陣からも人気でとにかくモテて、恋愛に不慣れな瀧昌とは真逆のタイプだが、互いにとって良き理解者となっている。
(C)フジテレビ小宮は、なつ美の幼なじみの瀬田準太郎に扮する。なつ美の父の秘書見習いをしていて、器用に仕事をこなすため、なつ美の母や姉妹からも頼りにされている。だが、小学生の頃、なつ美に意地悪ばかりしていたので、瀬田に対するなつ美の印象はあまりよくない。しかし実はずっとなつ美に思いを寄せていた、というキャラクターだ。
(C)フジテレビ戸塚は、瀧昌の幼少期からの友人で甘味処を営む坂井嘉治役。瀧昌の性格をよく理解しており、笑顔で思ったことや言いたいことを遠慮なく言う人物。結婚して間もないなつ美と瀧昌の距離が近づくきっかけを作る。
(C)フジテレビ生瀬は、ドラマオリジナルのキャラクターで、本作の物語を分かりやすく解説する活動弁士役を担う。「ナレーター」が存在しなかった時代の物語ということで、生瀬が活動弁士に扮し、ユニークな語り口調で物語を盛り上げる。
(C)フジテレビ和久井は、瀧昌が世話になる上官の妻・柴原郁子を演じる。瀧昌が14歳の頃から世話をしていて、瀧昌となつ美が結婚した後は、突然決まった縁談で江端家に嫁入りしたなつ美を心配し、気にかけている。なつ美にとっても頼れるお姉さん的存在だ。
ポスタービジュアルは、なつ美と瀧昌の初々しくも幸せあふれる時間を切り取っている。「ただ、あなたの隣に」というコピーが添えられており、なつ美が妻として瀧昌を慕う気持ちと秘めた恋心が伝わってくる。
併せて公開されたポスタービジュアルのメイキング映像では、吉見と本田の初顔合わせの瞬間も捉えている。
「波うららかに、めおと日和」は、4月24日より、毎週木曜午後10時から放送(※初回は15分拡大)
追加発表されたキャスト 一段目左から)和久井映見、生瀬勝久 二段目左から)山本舞香、小関裕太 三段目左から)小宮璃央、戸塚純貴(C)フジテレビ発表されたキャストとスタッフのコメントは、以下のとおり。
Q:本作のオファーを受けて
「原作を読ませて頂いた時点で私が実際に過ごしてきた背景とは異世界のストーリーでとても楽しみだなと思いました」
Q:ご自身の役や共演者について
「昭和11年が舞台の作品は初めてで、職業もタイピストという役は初めてなので頑張りたいと思います。そして、初共演の方々ともお会いできるのをとても楽しみにしております」
Q:視聴者へメッセージ
「昭和の初々しい恋愛模様、当時のファッションも楽しんで頂けると思いますので、放送を楽しみに待って頂けたらうれしいです」
Q:本作のオファーを受けて
「まず原作を読んで、携帯(電話)が無かった時代だからこそのピュアな恋模様というのが題名の通り、うららかな温かい空気感が描かれていて、ステキな印象を受けました。僕自身、恋愛ドラマはいろいろな作品に出させてもらっていて、もちろん他作品でも歯がゆさやピュアさを感じてきましたが、今作ほどピュアで“歯がゆい”をテーマにしている作品はなかなか無いのではないでしょうか。原作と同じように時間の流れを大切にしつつ、木曜日の夜が楽しみになる、ほんわかな時間をお届けできたらと思います」
Q:ご自身の役や共演者について
「実は僕の祖父が海軍で昔からよく話を聞いていたので、その海軍役を演じさせて頂けると分かった時はうれしかったです。衣装合わせで着用した白の軍服は、実際に祖父も着ていて、カッコよくて、写真に撮って残していました。そんな思い出深い軍服を、時を経て同じ心持ちで着ることになり、不思議な感覚と同時に律されました。
深見という役は、良い意味で海軍としてのプライドと誠実さを持ちつつも瀧昌とは真逆の手慣れした余裕のあるキャラクターだと思います。ちょっとした笑みで余裕をみせたと思ったら、その余裕差が崩れる瞬間もあったり…そういったいろいろな面が魅力的に感じられるように演じたいと思います。そして、本田さんとは先日バラエティー番組でご一緒して、真っすぐですごく男らしさを感じました。今作で初めて共演しますが、同僚としてお互い楽しくも切磋琢磨(せっさたくま)しながら、元気に撮影を乗り切れたらいいなと思います」
Q:視聴者へメッセージ
「題名通り、季節にぴったりな“うららか”なドラマがこの春始まります。このドラマはすごく優しい気持ちで見られる作品になると思います。便利なものがどんどん増えている令和の時代だからこそ、昭和初期ならではのステキな部分がよりビビットに映るんじゃないかと思います。また、当時のオシャレがステキに描かれるドラマになると思いますので、そういった部分にも注目して頂き、この作品の世界観とほっこりとする純愛を楽しみにして頂けたらと思います。ぜひご覧下さい!」
Q:本作のオファーを受けて
「昨年10月期の水10ドラマ『
全領域異常解決室』でいろいろな経験をさせて頂き、またこうやって戻ってこられたことはうれしいです。今回、木曜劇場に初めて出演させて頂くので、ここで自分がどう成長できるかというのはすごく考えました。また原作を読んで、とにかくなつ美がかわいかったですし、他の登場人物もみんなかわいかったです」
Q:ご自身の役や共演者について
「瀬田は小さい頃からよくなつ美のことをからかっていましたが、幼いながらもなつ美に対しての気持はあり…大人になった今、結婚をしたなつ美へどうやってアプローチするのか、すごく考えています。そういう子どもっぽい部分もありながら、必死に悩み奮闘する瀬田もかわいく、そんな瀬田を全力で演じきりたいと思います。また、芳根さんとは初めましてなので、ドキドキと緊張が大きいですが、瀬田準太郎として良いお芝居ができるように、頑張りたいと思います。そして、本田さんとはこの世界に入ったきっかけが一緒で憧れの存在だったので、共演できることになり本当にうれしいです」
Q:視聴者へメッセージ
「皆様に作品をお届けできるうれしさをかみしめながら、最後まで頑張りたいと思います。そして、キュンキュンして、ほんわかな気持ちになれるこのドラマを是非、皆様にご覧頂きたいので、初回放送4月24日を楽しみにして頂けるとうれしいです」
Q:本作のオファーを受けて
「平野監督とは『朝顔』以来で、監督の作品に携わりたいと思っていたので念願叶って大変うれしく思っています。原作はほのぼのとしていてとても大好きになりましたし、ピュアすぎる2人をのぞき見ながら応援したくなりました。また台本を読んで、原作の意図を崩さず、読みながら絵が浮かんでくるような柔らかい印象を持ちました。どんな映像に仕上がっていくのか楽しみです」
Q:ご自身の役や共演者について
「瀧昌の古くからの友人で、明るくてマイペースな印象です。無愛想でぶっきらぼうな瀧昌の良き理解者でもあります。真逆の性格のギャップが良いバランスになれば良いなと思いますし、本田くんと同じ年齢の設定なので撮影では一気に若返りたいと思っています。そして、この作品でまた爽やかな本田くんの事をたくさん知れるのもとても楽しみですし、着物姿のかわいい芳根ちゃんに会えるのもとても楽しみです!」
Q:視聴者へメッセージ
「ゆっくりと時間が流れ、ピュアな2人を応援したくなる、この桜の咲く季節にぴったりの作品です。あたたかい春を感じながら楽しんで頂けたらと思います。花粉に負けずに撮影を頑張ります」
Q:本作のオファーを受けて
「演出の平野監督とは久しぶりにご一緒するので、ワクワクしています。また、今回のような恋愛ドラマや昭和を舞台に描いた作品に携わる機会が少なかったので楽しみです。この情報社会の世の中で便利が正義みたいな時代でもありますが…このドラマを見て、“僕らも昔はこうだったよな”と思い出すこともできますし、男女の恋愛関係が歯がゆくもあり、応援したくなる、原点回帰の作品になると思います」
Q:ご自身の役や共演者について
「活動弁士という役は視聴者の方の目線に立って、“そこでいけよ!”とか…(笑)。見てくれている方の“代表の声”というような形で、寄り添って歩いて行きたいと思います。僕はあまり事前に役を作ってから入る方ではないので、現場で出た第一声が勝負になると思いますが、せっかくなので、ステレオタイプな弁士ではなく、僕らしい一癖も二癖もある弁士にしたいです。そして懐深く、主人公たちを見守っていければいいなと思っています。
また、芳根さんとは以前朝ドラで父親役としてご一緒し、その時も見守っていましたが、今回もまた見守ることになりました(笑)。当時と今ではいろいろと変わっていると思いますし、彼女の活躍はドラマやCMなどで拝見していますが、女優さんとしてどんな感じになっているのか楽しみなので、久しぶりにお会いし、お話ができたらうれしいです」
Q:視聴者へメッセージ
「いつも視聴者の皆さんへ同じ事をお伝えしているのですが…とにかく1度見て頂きたいです。そして、いろんな見方があっていいと思います。僕ができることは120%やるつもりです。創っているスタッフも俳優も本当に手を抜かずに一生懸命やっているので、その思いが伝わる作品になればと思います。是非最後まで結末を楽しみに見て頂ければ、何かしら皆さんの豊かな人生に添えられる作品になると思いますので、楽しみにしていて下さい」
Q:本作のオファーを受けて
「原作がある作品であること、原作をご覧になっているファンの皆様にも、ドラマを通して初めてご覧いただく皆様にも、その世界をきちんとお届けすることができますように…と、背筋の伸びる思いです。原作の中のあの場面がここに、登場人物のあの言葉や心の声がここに…と、台本を読みながら、原作の中の1コマ1コマが映像の中でどんなふうにできていくのだろう、どんなふうに動きだすのだろう…と、とても楽しみにしております。そして、演出が平野監督だと伺い、またご一緒させて頂けることがとってもうれしかったです」
Q:ご自身の役や共演者について
「スタンバイをして、“郁子さん”の姿になって、これからこの作品の世界の中に入っていくのだなぁ…と、原作の中の郁子さんの空気感をちゃんと出せるといいなぁ…と静かに緊張しながら楽しみにしております。共演のほとんどの方が“はじめまして”の方ばかりだと思うのですが、芳根さん、本田さん、皆さんと一緒に、ステキな作品になりますように…と頑張りたいです」
Q:視聴者へメッセージ
「私たちが生きている今現在。ここにつながるたくさんの人の命や日々の暮らし、それぞれの思い。そこに生きるなつ美さんたちのドキドキやハラハラ、ホッとしたり癒されたり、チャーミングな心の動きをぜひ、ご覧ください」
■プロデュース:
宋ハナ(フジテレビ ドラマ制作センター)
Q:新たに発表された出演者について
和久井映見さん演じる柴原郁子は、なつ美を近くで見守り面倒見の良い相談相手で、時には少女のような可愛らしい一面を持っています。そんな郁子を是非、和久井さんにお願いしたいと思っておりましたので引き受けて頂き、うれしいです。
生瀬勝久さんに演じて頂くのは、ドラマオリジナルキャラクターの活動弁士です。活動弁士をドラマ版で検討し、台本を作る段階で既に生瀬さんをイメージし進めておりましたので、生瀬さんに決まった時はこのドラマにどのようなスパイスを効かせてくださるのか、期待がさらに増しました。
芳森芙美子役には、意思の強さを感じさせる凛とした
瞳とさまざまな表情を魅せてくれる
山本舞香さんにお願いしました。時代の先駆けでもある芙美子を山本さんに演じて頂くことでさらに魅力的なキャラクターになると信じております。
小関裕太さんには、優しい笑顔と穏やかな雰囲気の中、何を考えているのか分からない、絶妙な空気感を出している深見龍之介を小関さんなら見事に演じきって頂けるのではないかという思いで出演をお願いしました。
小宮璃央さんに演じて頂きます瀬田準太郎は、幼なじみだけどお互い大人になって再開した時、ドキッとしてほしいという願望がございます。小宮さんにお会いした時、クールなルックスに天然な性格も相まって、“改めて瀬田だ!”と確信しました。
本田響矢さん演じる瀧昌の幼なじみである坂井嘉治は、キャラクター的に唯一無二の存在感のある方にお願いしたいと思っておりました。
戸塚純貴さんはまさにその存在感があり、親しみやすさもピカイチ。坂井役にどんな命を吹き込んで頂けるのか楽しみです。
以上のステキなキャストの皆さまとともに、物語が進むごとに愛されていくキャラクターたちを作り上げていきたいと思っておりますので、是非ご期待ください!」
Q:視聴者へメッセージ
「完成したポスターは、原作の世界観となつ美と瀧昌、2人が紡いでいく穏やかな時間をデザイナーさんにとてもステキに仕上げて頂きました。撮影時の芳根さんと本田さんの初々しい空気感と美しくも幸せを感じさせる表情が見事に切り取られていると思います。また、なつ美と瀧昌の愛おしさに負けないくらい魅力的なキャラクターたちを豪華キャストの皆さまが彩ってくださいます。思わず応援したくなるキャラクターたちとともに、誰かを大切に想う気持ちや日常の小さな幸せをお伝えきるように、心温まる作品でお届けしたいと思います!とにかく多くの方に楽しんで頂けたらうれしいです!」