【ガンニバル完結】柳楽優弥、「SHOGUN 将軍」から刺激を受けた！「世界にぶちかましたい」と闘志を燃やす

累計発行部数400万部を超える二宮正明氏の同名漫画を原作に、「人が喰われているらしい」と噂される供花村（くげむら）を舞台にしたヴィレッジスリラー。最終章となるシーズン2では、供花村の血塗られた真実が明らかに。柳楽演じる主人公の警察官・阿川大悟が一線を越えた時、村を支配する後藤家との狂乱の戦いが始まる。

大悟を演じる柳楽は「ファンの皆さんに背中を押していただいた形で、胸を張って送り出せるシーズン2になった」と確かな手応え。「アクション要素がより強くなった」とも明かし、「いろんなエンタテインメントの要素が詰まっていますし、大切な人を守りたいという普遍的なテーマが描かれている」と魅力を語った。

そして、同じディズニープラスで配信された「SHOGUN 将軍」に「ものすごく刺激を受けました」と語り、「ぜひ『ガンニバル』シーズン2を世界にぶちかましたい。日本のドラマをディズニープラスを通して、世界に見せていき、新たな道、新たな時代を築き上げたい」と並々ならぬ闘志を燃やしていた。

共演する笠松は「僕たちだけの宝物が、皆さんのものになるのは、楽しみであり、さみしくもある」と心境を明かす。柳楽同様、シーズン2に手応えを感じているといい「片山監督の狂気、柳楽さんの執念に僕らは食らいついてきた。見てもらえれば、何を言っているのかわかってもらえるはず」と胸を張った。吉岡も「丁寧なものづくりの姿勢が忘れられない」と振り返り、「先ほど、うかがった話では、日本のディズニープラス作品で『ガンニバル』が最も世界で見られているそうで、こんなすばらしいことはない」と感無量の面持ちだった。

一方、シーズン2から出演する恒松は「とてもパワーが必要でしたし、倍賞（美津子）さんの若い頃を演じるので、プレッシャーもあった」と述懐。役作りの一環で、若き日の後藤銀が村人からいじめられる原作コミックの一コマを、スマートフォンのロック画面にしていたといい「携帯を開くたび、銀がいじめられていて、供花村への復讐を蓄積していた」と、独自の裏話を披露していた。

同じくシーズン2で初登場し、「SHOGUN 将軍」では吉井長門を演じていた倉は、「若き日の銀と出会って、狂っていくという役どころ。狂う演技は初めてで、役者としての武者修行となり、勉強になりました」と話していた。

イベントでは、3月26日に35歳の誕生日を迎える柳楽を祝うため、家族を演じる吉岡と志水から、特製バースデーケーキがサプライズで贈られた。

「ガンニバル」シーズン2（全8話）は、ディズニープラスの「スター」で、3月19日に配信。ディズニープラス「スター」日本発オリジナルシリーズとしては、初となる「18+」のレーティングが設定されている。最速上映イベントに出席したキャストの役名・役どころは以下の通り。