【第48回日本アカデミー賞】主題歌賞を受賞した「Mrs. GREEN APPLE」 楽曲を通して「映画に関わった全ての方々に最大のラブレターを」
2025年3月14日 22:50

第48回日本アカデミー賞の授賞式が3月14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、「Mrs. GREEN APPLE」が、新設された主題歌賞を受賞した(対象作品/「ディア・ファミリー」主題歌「Dear」)。
「ディア・ファミリー」は、世界で17万人の命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生にまつわる実話を映画化したヒューマンドラマ。1970年代、小さな町工場を経営する坪井宣政(大泉洋)と妻・陽子(菅野美穂)の娘である佳美(福本莉子)は、生まれつき心臓疾患を抱えており、幼い頃に余命10年を宣告される。どこの医療機関でも治すことができないという厳しい現実を突きつけられた宣政は、娘のために自ら人工心臓を作ることを決意する。

対象作品となった主題歌「Dear」は、作詞・作曲を担当した大森元貴が、事前に作品の資料や映像を見て得たエネルギーや生きる活力を込めて書き下ろしている。壮大でエモーショナルな楽曲は、エンディングに爽やかな余韻を残し、見る者の感動をより深めた。

レッドカーペットにも登場した大森、若井滉斗、藤澤涼架は、手を振りながら、笑顔で闊歩。受賞時、大森は「このたびはこのような素晴らしい賞をいただけたこと、大変光栄に思っております。こうして大きい賞をいただけたことで、とても身が引き締まる思いです」と、決意を新たにする。
続けて大森は、「主題歌は、映画と歌の架け橋だと思っていて、たくさんの方々の協力のもと、丹精込めて作り上げられた映画を決して邪魔してはいけない、映画に関わった全ての方々に最大のラブレターをおくるつもりで、精一杯、真心こめて作らせていただきました」と、胸中を明かす。そして「ディア・ファミリー」を「私たちにとっても大切で、とても大好きな映画」といい、「自分の糧となる、今後の自信となる賞をいただけて、心より感謝申し上げます。自分たちが『素晴らしい』と胸を張っていえる作品を作っていきたいと思います、精進していきます」と、力強く締めくくった。
最後に「Mrs. GREEN APPLE」は、受賞した「Dear」を生パフォーマンスし、会場は大きな拍手に包まれた。

関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス