ジェームズ・キャメロン監督、「アバター3」は前作超えの上映時間に
2025年3月11日 12:00

「アバター」シリーズの第3作「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」が、シリーズ最長の上映時間になることがジェームズ・キャメロン監督自身により明らかになった。12月19日に日米同時公開を控える本作は、前作「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の3時間12分をさらに上回る見通しだ。
英エンパイアの取材で、キャメロン監督は「第3作は実際に第2作よりも少し長くなるだろう」と明かしている。
長編映画の巨匠として知られるキャメロン監督の作品は、その壮大なスケールで観客を魅了してきた。初代「アバター」(2009年)は2時間42分、「タイタニック」も3時間を超える大作だった。こうした長尺作品は通常、1日あたりの上映回数が制限されるため興行的にはリスクとされるが、キャメロン作品はその長さにもかかわらず、あるいはその長さゆえに観客を引きつける力を証明してきた。
「アバター」シリーズの最初の2作品は全世界で52億ドル以上を稼ぎ出している。特に初代「アバター」は2022年の再公開後、29億ドル以上の興行収入を記録し、歴代興行収入1位の座を奪還した。第2作「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は第95回アカデミー賞で作品賞を含む4部門にノミネートされ、視覚効果賞を獲得。日本では2022年12月16日に公開され、192分の上映時間だった。
キャメロン監督は映画の長さへの批判に対して、「8時間もテレビドラマを一気見する人たちが長さについて文句を言うのは、我慢できない」と2022年の宣伝中に反論していた。

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