「九龍ジェネリックロマンス」4月5日放送開始 河西健吾の出演や主題歌詳細、第2弾PV、キービジュアルなど発表
2025年3月6日 16:00

「恋は雨上がりのように」で知られる漫画家・眉月じゅん氏の最新作をテレビアニメ化する「九龍ジェネリックロマンス」に河西健吾が出演することが明らかになり、オープニング主題歌とエンディング楽曲の詳細が発表された。第2弾PVとキービジュアル、放送情報も公開されている。
原作は「週刊ヤングジャンプ」(集英社刊)で連載中。ノスタルジックな街・九龍城砦(くーろんじょうさい)の不動産屋で働く鯨井令子(くじらい・れいこ/CV:白石晴香)は、職場の先輩である工藤発(くどう・はじめ/杉田智和)に淡い恋心を抱いていた。1枚の写真から、かつて工藤に自分とうりふたつの婚約者がいたことを知った令子は、やがて九龍の街に隠された大きな秘密に迫っていく。単行本は最新11巻が4月17日に発売。25年内には吉岡里帆らが出演する実写映画も公開予定。
河西は、大企業蛇沼製薬の社長・蛇沼みゆき(置鮎龍太郎)とともに九龍の謎に迫る研究者・ユウロン役を担当する。
オープニング主題歌は「水曜日のカンパネラ」の「サマータイムゴースト」、エンディング楽曲はシンガーソングライター・mekakusheによる「恋のレトロニム」に決定した。
第2弾PVでは、工藤への恋心を自覚しながらも、もうひとりの自分の存在に揺れる鯨井の日常が描かれる。後半では「サマータイムゴースト」が流れるなか、ユウロンや九龍の住人・小黒(鈴代紗弓)、令子の親友・楊明(古賀葵)、令子に近づく蛇沼、工藤と令子の過去を知るタオ・グエン(坂泰斗)もボイス付きで登場する。メインキャラクターたちが九龍の街に勢ぞろいしたキービジュアルには、「恋が、秘密を解き明かす――。」というキャッチコピーが添えられている。
放送は、テレビ東京系列ほかで4月5日午後11時からスタートする。キャスト、主題歌アーティストからのコメント全文は以下の通り。

今回お話をいただくまで作品を読んだことがなく後から作品を読ませていただきましたが、すごくミステリアスかつ人々の思惑が交差するのは見ていて飽きず、先を読みたいけど先を知りすぎるのはお芝居に影響しそうで……もどかしかったです。
僕が担当するユウロンはどこか関西訛りのある憎めない性格をしたキャラクターで、ただ怪しい雰囲気もある気になる役どころとなっております。
原作ファンの方もアニメからの方にも楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

原作で描かれる、細かな人物の描写やノスタルジックな街の背景などに心を奪われつつ、「この後ストーリーはどうなるのだろう!」といろいろな気持ちをないまぜにしながら、漫画を読み進めていました。
「サマータイムゴースト」という楽曲、制作時期はちょうど夏の暑い日が続いたなかで、作中に登場するアイスコーヒーや扇風機に涼しさを求めつつ歌詞を書きました。
原作・アニメ同様、ファンの方々に愛される楽曲になったら幸いです。よろしくお願いします。

作中の香港テイストな世界観をサウンドに落とし込んだり、恋が動きだす瞬間を切り取った、そんな楽曲になればいいなと書き上げました。
まいにち生まれては大きく育っていく、あなたへの想いに何度だって新しい名前をつけていきたいよね。
「恋のレトロニム」に込めた想いを、ぜひ、作品と一緒に楽しんでいただけるとうれしいです。
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