チーム九龍城砦が来日、新宿バルト“9”に降臨!【「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」興収2億円突破】
2025年2月23日 22:00

香港映画史上歴代No.1ヒット(=広東語映画動員数/2024年9月時点)を記録した「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」。日本でも異例のヒットを飛ばすなか、主演のルイス・クーをはじめ、レイモンド・ラム、トニー・ウー、ジャーマン・チョン、ソイ・チェン監督が緊急来日を果たし、2月23日、東京・新宿バルト9での大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。
第77回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーンおよび、第37回東京国際映画祭で上映され、世界中の映画ファンから大喝采を浴びた本作。1月17日より全国公開を迎えると、口コミでじわじわと動員を積み上げ、興行収入1億円の大台を突破。そして、2月22日には興収2億円を突破するという、絶好のタイミングで“チーム九龍城砦”が、新宿バルト“9”に降臨した。

大歓声に迎えられたキャスト陣と監督は、日本側のスタッフにも内緒で製作したというオリジナルの映画Tシャツを着て登場。九龍城砦の伝説的な指導者、ロンギュンフォンを演じたルイス・クーは、日本語で「皆さん、こんにちは。愛してる」と挨拶した。
劇中に登場する叉焼飯を期間限定で提供する銀座「喜記(ヘイゲイ)」では、連日叉焼飯を求めるファンが行列をなし、完売になる日も。ルイス・クーも「叉焼飯を食べるシーンが印象に残っている」といい、「かきこみ過ぎて、米や叉焼のかけらがそこら中に飛び散ってしまったが、監督はカットをかけなかった」と秘話を明かした。

香港へ密入国した若者、チャン・ロッグワン役のレイモンド・ラムは「やはり、アクションのシーンが印象に残っている。アクション監督の谷垣健治さんに感謝しています」と謝意を示した。
「今後、パート2、パート3と続いていくと思うので、頑張っていきたい」と意欲を燃やすのは、虎兄貴が最も信頼する弟子のサップイーを演じたトニー・ウー。お気に入りは「仲間と飛行機を見つめるシーン」で、「あの飛行機は、将来への希望を象徴している。希望を捨てず、持ち続けることが大切だというメッセージを受け取ってもらえれば」とアピールした。
九龍城砦から信頼される医師のセイジャイ役を務めたジャーマン・チョンは、「4人で麻雀するシーンが印象に残っている。私にとっては、最後の撮影シーンだったので、見るたびに当時を思い出します」としみじみ振り返っていた。

ソイ・チェン監督は「正直、とても驚いています」と、日本での大ヒットは予想外だった様子。それでも「アクションには、漫画的な表現も加えた。日本のアニメや漫画が大好きで育ったので、自然と影響を受けているのかもしれません。映画が描く友情も、受け入れてもらえた理由ではないでしょうか」と語った。
製作費の1/6とも言われる5000万香港ドル(日本円で約10億円)をかけて制作された九龍城砦のセットも見どころ。「実は、日本に残されていた資料がとても役に立ったんです。資料を残してくださった皆さんにも感謝します」と日本のファンに伝えていた。
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