「ガンニバル」シーズン2に倉悠貴、中島歩、谷中敦、豊原功補、橋爪功ら、実力派俳優が集結

2025年2月20日 17:00

柳楽優弥が主演した、ディズニープラスの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」のシーズン2に出演する、新たなキャスト陣が明らかになった。舞台となる供花村（くげむら）に封印された、血塗られた真実が明らかになる最終章。過去と現代に登場する重要人物を、倉悠貴、中島歩、谷中敦、豊原功補、橋爪功ら、実力派俳優たちが演じている。

原作は、累計発行部数400万部を超える二宮正明氏の同名漫画。「人が喰われているらしい」と噂される供花村を舞台にしたヴィレッジスリラーは、2022年12月末に配信がスタートすると、神秘的なロケーション、ミステリアスにして濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンスとアクションを融合させた映像世界が話題に。その強烈な没入感が、多くの熱狂的なファンを生み出した。

シーズン2には主演の柳楽をはじめ、笠松将、吉岡里帆らキャスト陣が続投。「雨の中の慾情」が第37回東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた片山慎三も、引き続き監督を務める。先日、物語のキーパーソンであり、村を狂わせる女当主・後藤銀の若き頃を恒松祐里が演じることが発表され、大きな話題を集めたばかりだ。

●過去パートには、倉悠貴、豊原功補、福島リラ、谷中敦、テイ龍進が出演

「SHOGUN 将軍」出演も記憶に新しい倉は、若き後藤銀に見初められ、惑わされ、やがて渦巻く供花村の呪いに取り込まれていく青年・神山正宗を演じる。また、かつての後藤家当主・後藤金次役として豊原が出演。供花村のほとんどの土地を買い占め、村人を金と暴力で支配するという傲慢で横暴な役どころを豪快に演じている。

そして、その金次の妹で、銀の姉である後藤紅役に福島、若き銀の前に突如現れる謎の山賊役に谷中、正宗の父親であり、供花村唯一の神を祀る来乃神（くるのかみ）神社の宮司・神山吉宗役にテイ龍進が名を連ねる。

●現代パートに出演するのは、中島歩、ジン・デヨン、岩瀬亮、大鷹明良、橋爪功

村を牛耳る後藤家から抜け出したり、輪を乱すような存在がいないかを鋭く監視する後藤理（ごとうさだむ）役を演じるのは、「海のはじまり」「ナミビアの砂漠」など話題作への出演が続く中島。後藤家のなかでも、異質な一派を取り仕切る異様な男の役で、これまでのイメージを覆す一面を見せている。

供花村から逃げ延び、隠居生活を送る後藤藍（河井青葉）と寺山京介（高杉真宙）たちの命を狙い、どこまでも追ってくる凶暴な後藤礼於（ごとうれお）役にジン・デヨン。後藤家の支配により正常心を失い、後藤家への逆襲を図る村人・河口尊（かわぐちたける）役に岩瀬。後藤家の取り締まりを先導する県警警視正・八千代満役に大鷹が配された。そして、来乃神神社の宮司となった、現代の神山正宗を橋爪が演じる。供花村の狂気の始まりを目撃してきた重要人物だ。

「ガンニバル」シーズン2は、ディズニープラスの「スター」で、3月19日に配信。