「新感染」「パラサイト」製作陣によるパニックスリラー「プロジェクト・サイレンス」本編映像を初公開
2025年2月18日 11:00

「新感染 ファイナル・エクスプレス」「パラサイト 半地下の家族」の製作陣によるブリッジ・パニック・スリラー「プロジェクト・サイレンス」の本編映像が初公開された。
第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門に正式出品され、韓国で初登場No.1に輝いた本作の舞台となるのは、360度海に囲まれた空港大橋。国家安保室の行政官ジョンウォンは、留学に旅立つ娘を空港へ送る途中、濃霧の橋上で激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。タンカーの横転で有毒ガスが蔓延し、電波の喪失で通信障害が発生、さらに救助のヘリコプターさえ墜落してしまった。爆発で崩壊の危機にさらされた橋の上に取り残された生存者は116人。そして、全方位逃げ場のない絶望的状況の中、移送中の軍事実験体・エコーの脱走が判明する。一寸先も見えぬ霧闇の中で、生存者は制御不能となったエコーの標的となり、橋は地獄絵図と化す。

今回お披露目となった本編映像は、多重事故によって起きていた火事へ橋に衝突した救助ヘリが落下し、大爆発するシーンから始まる。国家安保室の行政官ジョンウォン(イ・ソンギュン)をはじめとした生存者たちは、高速バスに乗り込んで爆発を目の当たりにしながら、巻き込まれないよう猛スピードで逃げる。凄まじい爆発の威力に身を寄せ合い、言葉を失う生存者たち。さらに、橋のケーブルが爆発の衝撃に耐えきれずに破断、ケーブルの支えがなくなった橋は崩壊し始め、次々と車両が海に転落していく…。
そんな本作の視覚効果を担当したのは「神と共に」シリーズのキム・ヨンファ監督が設立したVFX会社デクスタースタジオ。CGスーパーバイザーのソン・ヨングは、「CGIがどこに使われていたのかと観客が首をひねるほど、できるかぎり本物に見せたい」という野心のもと、リアリティあふれる表現の細部にまでこだわったという。

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