恒松祐里「ガンニバル」シーズン2出演! 倍賞美津子が演じた村を狂わす女当主・後藤銀の若き頃を体現
2025年2月6日 06:00
柳楽優弥が主演した、ディズニープラスの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」シーズン2に、恒松祐里が出演していることが発表された。演じるのは、物語のキーパーソンであり、村を狂わす女当主・後藤銀の若き頃。その妖えんな美しさに魅入られる場面写真、狂気が全開となった特別映像(https://youtu.be/1V9yDAkTiK0)が披露された。
累計発行部数370万部を超える二宮正明氏の同名漫画を実写映像化したヴィレッジサイコスリラー「ガンニバル」。2022年12月末に配信がスタートすると、神秘的なロケーション、ミステリアスにして濃密な心理描写、ダイナミックなカメラワークが生むサスペンスとアクションを融合させた映像世界が話題に。衝撃的なストーリー、一度見たら逃れられない強烈な没入感で、SNS上でも大きな盛り上がりを見せ、多くの熱狂的なファンを生み出した。
最終章となるシーズン2では、舞台となる供花村(くげむら)に隠された真実が明らかに。主演の柳楽をはじめ、笠松将、吉岡里帆らキャスト陣が続投。「雨の中の慾情」が第37回東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた片山慎三監督も、引き続きメガホンをとる。
後藤銀とは、閉鎖的な供花村を牛耳る後藤家のかつての当主。シーズン1では、森で謎の歯型がついた状態で遺体として発見され、まさに物語が始まるきっかけとなった女性だ。シーズン1配信時には、たびたび描かれる回想シーンでも強烈なインパクトを残し、視聴者を恐怖と絶望に陥れたと同時に、名女優・倍賞美津子が演じたことでも話題となった。
その後藤銀の若き頃を演じる恒松は、NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインの幼なじみを演じ、社会現象を起こしたドラマ「全裸監督」シーズン2では、ヒロインに抜てき。俳優の覚悟と決意を感じさせる体当たり演技が、大きな話題を呼んだ。
そんな恒松が、本作で演じる若き銀は、美しい黒髪で着物を身にまとい、鋭い目つきで他を寄せつけない印象を抱かせる、不思議な魅力を放っている。それはまさに、後の後藤家当主として圧倒的な権力を振るう人物にふさわしい出で立ちでありながら、一度見たらそのまま魅入られてしまいそうな、どこか危うい妖えんさを兼ね備えている。そして、この若き銀こそが、供花村に狂気の“はじまり”をもたらした人物。シーズン1を超える狂気的なストーリー展開とバイオレンス描写が印象的なシーズン2において、最も重要なカギを握る人物なのだ。
恒松は「元々ドラマを拝見していたので、あの血生臭い作品に参加出来ることに怖さもありながらも楽しみな気持ちで挑みました」と、出演への心境を明かしている。
特別映像は、炎のなか、怪しげな表情を浮かべる若き銀の印象的な姿に始まり、「供花村の全てをウチが奪う! 今度はウチが喰らい尽くす番じゃ!」と絶叫。鎌を振り上げ襲いかかる衝撃的なワンシーンもとらえられている。不敵な笑みを浮かべ、狂ったような高笑いが響きわたる映像を見ると、背筋がゾクリとするような恐怖に襲われ、本編への期待が否応なしに高まっていく。
狂気を喰らい、まるで自分自身が狂気そのものとして供花村を支配していく後藤銀。果たして、彼女の過去とは? 悲痛な叫びにも聞こえるその言葉に隠された衝撃の事実とは--? 恒松が“魅せる”演技は、供花村に狂気と呪いを充満させるにふさわしい壮絶なもの。子役としてデビューして以降、数々の映画やドラマに出演し、幅広いジャンルで活躍し続けてきた恒松が文字通り体当たりで演じた若き銀は、これまでの彼女のイメージを打破する新境地となるはずだ。
「ガンニバル」シーズン2は、ディズニープラスの「スター」で、25年3月19日に配信。恒松、山本晃久プロデューサーのコメント(全文)は以下の通り。
元々ドラマを拝見していたので、あの血生臭い作品に参加出来ることに怖さもありながらも楽しみな気持ちで挑みました。
私が演じた銀の生涯はとても壮絶なもので、原作の漫画は直視できないくらい辛い描写が多々描かれています。誰も味方がいない状況で育ち、自分を犠牲にする事でしか生きていけなかった彼女を演じるのはとても辛かったです。何故いつの時代も搾取する側とされる側の人間が存在するのだろうと、日々悶々としながら復讐の気持ちを途切れさせないように撮影に臨んでいました。
「ガンニバル」は人間の狂気を存分に味わえる作品でありながら、それぞれのキャラクターの背景がきちんと描かれているという魅力もあります。銀に関しても、最初は村に復讐したいという気持ちだけだった彼女に、大切なものが出来てそれを守りたいという気持ちが生まれる。前半と後半で銀の動機に変化があるのでそこに注目して頂けたらと思います。変化を遂げた彼女の「お前が生きていける世界をわしが作ってやる」というセリフは非常に印象的で心に残っています。
後藤銀役は倍賞美津子さんが演じられている為、そもそも銀の若い頃は並大抵の方では務まらないと思っていました。
人心を掌握する底知れない目力と度量を持つ俳優をと話していた時、片山監督から恒松祐里さんの名前が挙がり、その瞬間に彼女しかないと思いました。彼女が演じた「後藤銀」が、後藤家に隠された過去の物語により一層深みと迫真性を持たせてくれたと感じています。
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