マン・レイ×ジャームッシュ「RETURN TO REASON」14点の場面写真、尾崎世界観コメント公開
2025年1月25日 10:00

20世紀を代表する芸術家のひとりであるマン・レイの短編映像作品4本を用い、ジム・ジャームッシュ監督が自身の音楽ユニット、スクワール(SQÜRL)として参加した映像作品「RETURN TO REASON リターン・トゥ・リーズン」の新規場面写真14点、尾崎世界観(クリープハイプ)からのコメント、ジャームッシュ監督から日本の観客に向けてのメッセージが公開された。
ジャームッシュは15年ほど前からサイレント映画に音楽をつけたいと考え、マン・レイの短編映像作品にスクワールの音楽を合わせたライブを2017年から開始。パリのポンピドゥー・センターや、ロンドンのクイーン・エリザベス・ホールなどでも公演を果たし、そのプロジェクトの頂点として、マン・レイが初めて映画製作に着手してから100周年にあたる2023年に4Kレストア版として本作がカンヌ国際映画祭クラシック部門でプレミア上映された。
スクワール(SQÜRL)は、ジャームッシュ監督と「パターソン」「デッド・ドント・ダイ」ほか近年のジャームッシュ作品のプロデューサーであるカーター・ローガンによる、2人の音楽ユニットだ。
(C)Man Ray 2015 Trust, ADAGP, Paris 2023ジャームッシュ監督の大ファンだと公言している尾崎世界観(クリープハイプ)は、「音のような映像と、映像のような音。二つが溶け合い、言葉だけが弾かれていく。そして、ボヤけた輪郭の奥にうっすら見えるものを、また音がかき消す。エンドロールの静寂に耳が震える。これはもうライブだと思う」とミュージシャンの視点で作品の世界観を熱く語る。
ジャームッシュ監督は日本の観客に向け「今世界は、想像力や想像力がもたらすパワーを理解することがとても重要な時期にあります。このマン・レイの映画を観ることは、芸術家たちの不思議な想像を敬い、そして自分自身も想像の旅に出ることができる美しい手段です。ぜひ、マン・レイの映画とSQÜRLの音楽の世界を体験してみてください」と呼びかけている。映画は全国で公開中。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー