「モアナと伝説の海2」新キャラのモニ&ロト&ケレの誕生秘話 モニは「D23やコミコンに行くタイプ」!?
2024年12月8日 14:00

大ヒットディズニー映画の続編「モアナと伝説の海2」(公開中)に登場する新キャラクターの誕生秘話を、映画.comが独占入手。主人公・モアナと相棒・マウイが大好きな伝説オタクの青年モニ、天才肌の頼れる船大工の少女ロト、植物を愛する料理担当の老人ケレという、モアナとともに冒険に繰り出す新たな仲間たちの魅力を解説する。
11月27日に全米で公開された本作は、週末3日間(11月29日~12月1日)で興行収入1億3550万ドル(約209億円)、感謝祭シーズンの5日間(11月27日~12月1日)で興収2億2100万ドル(約323億円)を記録。5日間のオープニング成績としては、歴代1位だった「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2億460万ドル)や、ディズニー・アニメーション・スタジオ作品として歴代最高だった「アナと雪の女王2」(1億2500万ドル)を超え、映画史上最高記録を樹立した(※興行成績は全てBox Office Mojo調べ、1ドル=154円換算)。

続編の舞台は、前作から3年後。海と特別な絆をもち、少し大人になった少女モアナは、まだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していた。そんなある日、人間を憎み世界を引き裂いた「嵐の神の伝説」を知ったモアナ。美しい海と世界に危機が訪れていることを知った彼女は、全ての海をつなぐ1000年にひとりの“導く者”として、海を分断する呪いを解き、再び世界をひとつにするため、生きては帰れないかもしれないほど危険に満ちた航海へと漕ぎ出す。

モアナが自ら、冒険に出る仲間としてスカウトしたモニ、ロト、ケレについて、ジェイソン・ハンド監督は、「モニ、ロト、ケレというキャラクターは、楽しませてくれるだけでなく、広い海に生きた人々を象徴しています。彼ら3人のキャラクターとその関係性がこの映画を生き生きとした、特別なものにするのです」と語る。劇中では、性格も得意なこともばらばらなモアナと3人が、声を合わせて「最高の世界」という楽曲を歌い上げる。冒険を楽しむ気持ちを知り、仲間との絆を深めていくシーンとなっている。
アニメーションチームのヘッドを務めたケビン・ウェブは、「キャラクターを作っている時、僕たちはいつも自分の周辺に似たような人がいないか考えます。そして、その人だったらどんな振る舞いをするのか想像します」と、誕生秘話を明かす。伝説オタク・モニの場合は、「D23やコミコンに行くタイプ」だと考えていたそうで、「彼は感情豊かで、それを素直に表現する人です。彼は頭のなかにいつも音楽があるようなタイプ。目が大きくて、いつも笑顔。彼は毎日を楽しく生きています」と解説する。

モアナの冒険に欠かせない大きなカヌーを設計した船大工・ロトについて、ウェブは「ロトはすごく頭が良い人。ですが、それは必ずしも精神的にも賢いということではなく、間違った時に間違ったことを言ってしまったりします。その場の空気が読めなかったりもします。ですが、それも楽しさを生み出してくれます」と、彼女のユニークな一面を明かす。
続いては、ミュージカル映画なのに歌が嫌いで、海に冒険に出るにも関わらず植物を愛する一風変わった老人・ケレ。彼のデザインを担当したキャラクター・アート・ディレクターのダニエル・アリアガは、「農業に携わってきた彼は、土を愛しています。冒険に出たこともなく、海に行くことに興味はありません。ですが、みんなに望まれて、旅に同行せざるをえなくなります」と、冒険に出ることになった経緯を紐解く。アニメーションチームのヘッドであるエイミー・スミードは、「ケレは新キャラクターのなかでも、より漫画っぽくデザインされたキャラクターです。おかげでアニメーターとしては、コメディックな動きをさせやすかったです」と振り返った。

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