「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」第1弾予告など披露、メインキャラクターが明らかに チョー、堀内賢雄が新たに出演
2024年12月4日 19:00
2025年3月14日に全国公開される「劇場版モノノ怪 第二章 火鼠」のメインキャラクターとあらすじが明らかになり、チョー、堀内賢雄の出演が決定した。第1弾予告映像とティザービジュアルも披露されている。
「モノノ怪」は、2006年に放送された「怪~ayakashi~」の一編「化猫」から派生し、07年にテレビアニメシリーズが放送された怪奇ホラー作品。謎の男・薬売り(CV:神谷浩史)が、人の情念や怨念がとり憑いた「モノノ怪」が引き起こす怪異を鎮めるため、諸国を行脚する姿を描く。今年7月に公開された、シリーズ初の劇場アニメ「劇場版モノノ怪 唐傘」は、第28回ファンタジア国際映画祭で長編アニメ部門最優秀賞と観客賞銅賞をダブル受賞した。
「第二章 火鼠」では、唐傘との戦いからほどなくして再び大奥に現れた薬売りが、連続発生した人体発火事件に挑む。ストーリーの主軸を担うのは、第一章に登場した女中で、取締役だった歌山の後を任せられた名家出身の大友ボタンと、天子の寵愛を一身に受ける叩き上げの御中臈・時田フキ。2人が対立するなか、大奥を舞台にさまざまな思惑が錯綜していく。ボタン役の戸松遥、フキ役の日笠陽子は第一章からの続投となる。
チョーはフキと三郎丸(梶裕貴)の父・時田良路役、堀内は幕府の利権をとりしきるボタンの父・老中大友役を務める。
第1弾予告映像では、大奥の警備を司る広敷番・坂下の「モノノ怪は先月おぬしが祓ったのだろう」という問いに、「ええ、ひとつは」と答える薬売りの不穏な様子からスタート。群れで行動する神出鬼没のモノノ怪「火鼠」が大奥を混乱に陥れる様子や、天子の世継ぎを巡る老中たちの思惑、娘たちの対立などが描かれている。ティザービジュアルには「――お前は何が許せない」というキャッチコピーとともに、火鼠と対峙し舞うようにお札を展開する薬売りの姿が描かれている。
全国の上映劇場と各種通販サイトでは、天秤や鼠、炎、駒などをモチーフとした「シルエットデザイン風手ぬぐい(ハーフサイズ)」が付属する第2弾ムビチケカード型前売り券が発売中。ムビチケ前売り券(オンライン)購入者を対象とした、舞台挨拶の招待券やキャストサイン入り台本が当たるキャンペーンも実施されている。また、Netflixでは「劇場版モノノ怪 唐傘」を独占配信中。
キャスト陣からのコメント全文は以下の通り。
それぞれが裏のある人間関係、かつ女社会のなかで、強くなければ生き抜いていけない環境のなか、ボタンは芯や信念があり本当に強い女性だと思います。
掟やルールを大切にするまっすぐな性格なので、正論を貫く姿は演じていて憧れる部分がたくさんありました。
公開をお楽しみに!!
「モノノ怪」の世界観や彩りは他にはない唯一のもの。
台本を読んだだけでは見えない、絵があってこそ完成されるモノ。
絵だけで魅せられるからこそ、間や、空間や、様々なフラグが散りばめられていて、作品そのものが見えざる力が宿っているかのよう。
フキはものすごく人間臭いです。
命すらも道具にしてしまう大奥で、人って何だろうという問いに答えていけるのか。
優越感も嫉妬も情も全部煮詰めたような世界で生きる彼女の強さと弱さを、揺れ動く小波のように演じられたらと思っています。
引き続き、時田三郎丸を演じさせていただけますこと、幸甚に存じます。
本作「火鼠」の物語の軸のひとつには“時田家”の存在があります。姉のフキや父の良路も登場し、より複雑に絡み合う家柄どうしの思惑。そして、明らかになる真実。今回も人間ドラマとしての魅力が、これでもかと凝縮されている一本になっているかと思います。
また三郎丸としては、前作「唐傘」での、お目付け役としての彼とはまた違った、息子として、弟としての一面を垣間見ていただけるかと。
三部作だからこそ描けた、より緻密で奥深い「モノノ怪」の世界を、ぜひ劇場でご堪能ください!
面白いタッチのアニメーションですねぇ。
独特の世界観を感じました。
「これを実写したら、どうなるんだろう?」なんて想像ふくらんじゃいました。
時田良路役、たんたんと演らせていただいたつもりなんですが、大丈夫だったかなぁ。
周りが個性豊か過ぎてちょっと心配……。ダメ出しください。
今作では大友という大役、かつ難しい役をいただき役者冥利につきました。
それぞれの情念が絡みあいとても奥深い作品でした。皆様ぜひお楽しみください。
きっと心に残ること、間違いありません。
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