ウクライナでの犬をめぐる「ある事件」を記録「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」2月21日公開
2024年11月26日 13:00

ドキュメンタリー映像作家の山田あかねが監督を務め、ウクライナで動物の命を救おうと奮闘する人々を追ったドキュメンタリー映画「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」が、2025年2月21日に公開される。予告編(https://www.youtube.com/watch?v=Vu_nuKm9FXs)とポスタービジュアルが披露された。
山田監督が約3年にわたりウクライナに通って取材した「犬と戦争」の記録だ。2022年2月から始まったロシアによるウクライナ侵攻。その約1カ月後にウクライナへと向かった山田監督は、小さな命を救おうと世界中から駆けつけた人々と出会う。そんななか、ひとつの動画をきっかけに、キーウ近郊の地域で起きた犬をめぐる「ある事件」を知ることになる。
隣国ポーランドからウクライナに入国した山田監督は、様々な分野で動物の命を救うために活動する人たちへの取材を敢行。ウクライナのIT企業の代表は、ITの力で飼い主と犬をつなぐIDを開発、無償で提供し、野良犬へも手を差し伸べる。ポーランドの動物愛護団体「ケンタウロス財団」は、侵攻直後ウクライナとの国境近くに臨時シェルターを設営し、犬と猫を保護。イラクやアフガニスタンに従軍していた元イギリス軍兵士は退役後、動物救助隊「BREAKING THE CHAINS」を立ち上げ、戦地や最前線で動物を救い出す。そして、ウクライナ・キーウのシェルターでボランティアとして犬の世話をしていた女性たちが語るのは “ボロディアンカの悲劇”についてだ。
予告編は泣きながら犬の名前を呼ぶ声とともにカメラを見つめる犬たちの映像で始まる。続けて、爆撃の様子や広場を埋め尽くす戦死者を表す国旗が戦争の悲惨さを物語る。侵攻直後のウクライナを捉えた映像や戦場の犬たちのために奮闘する人々、そして“ボロディアンカの悲劇”と呼ばれる事件の真相を探る様子が、東出昌大のナレーションとともに収められている。
映画は2025年2月21日全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ブラックバッグ
【大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下】全感覚を研ぎ澄ませろ――ネタバレ厳禁の超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

ラスト・ブレス
【“地球で最も危険な仕事”の驚がく実話】ヤバい、ヤバすぎる…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

ハンサム・ガイズ
【すっげぇ楽しい超刺激作】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

トロン:アレス
【映画を変える“伝説の映画”】「アバター」「マトリックス」など数々の傑作は、「トロン」がなければ生まれなかった
提供:ディズニー

本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です
【ラスト5分の余韻が、あなたの生涯に影響する】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント