佐藤勝利「世にも奇妙な物語」初主演で本人役! 世界最大の生き物“街”に飲み込まれる「City Lives」に出演
2024年11月15日 05:30
佐藤勝利(「timelesz」)が、「世にも奇妙な物語’24 冬の特別編」で、同シリーズ初出演にして初主演を務め、エピソードのひとつ「City Lives」で本人役を務めることがわかった。「ブラック校則」「でっけぇ風呂場で待ってます」でも佐藤と共演した片山友希、「あのクズを殴ってやりたいんだ」「蜜と毒」の板倉武志が顔をそろえる。
1990年4月にレギュラードラマとして放送を開始し、その後は特別編という形で、年に2度放送されている「世にも奇妙な物語」。「世にも奇妙な物語’24 冬の特別編」では、4つの奇妙な短編ドラマが放送される。
「City Lives」は、2023年1月~2月に「火曜ACTION!」枠で放送された同名連続ドラマのコンセプトをもとに、新たなストーリーとキャストで作り上げられた。舞台「モンスター・コールズ」「Endless SHOCK」、コントライブ「佐藤勝利のすべて」など、幅広いジャンルで活躍する佐藤は、自身初の本人役に挑む。
物語は、動物番組のロケだと聞かされ車で待機していた佐藤(本人役)が、人間の記憶を読み取り都市に擬態する、“街”と呼ばれる世界最大の生き物に飲み込まれるところから始まる。佐藤と一緒に飲み込まれた番組メイキングカメラマンの水谷賢太郎(板倉)とともに、謎に包まれた“街”の生態を特集すべく、その街で唯一の生きる人間である、都市型生物保護機構の保護官・辻みさき(片山)に密着取材することに。荒野を移動する建物群、生えてくるビルが自身の一部で作り出した本物の人間そっくりの“疑似住民”など、“街”のなかで起きる不思議な現象を目の当たりにしながら、一行は、“街”がなぜ自分たちを閉じ込めたのか、原因を探っていく。
佐藤は、「この作品は『世にも奇妙な物語』チームが作る動物番組と思っていただければと思います(笑)! 設定だけ見たら『街が生き物って変なの!』と思うかもしれないですけど、見続けていただければ街が愛(いと)おしい存在になるはず」と語った。
場面写真では、佐藤の背後にある、ビルが重なったような、奇妙な構造物が確認できる。カメラを手にした水谷、ツナギ姿の辻、さらには佐藤本人が得意とするギターを演奏するカットも切り取られている。
あわせてTVerで、「世にも奇妙な物語’24 夏の特別編」と、本作の「火曜ACTION!」版(全3回)が、11月15日の午前5時30分から配信されることも発表された。なお片山は、「火曜ACTION!」版に続く出演となる。
「世にも奇妙な物語’24 冬の特別編」は、フジテレビ系の土曜プレミアム枠で、12月14日の午後9時から放送。佐藤と、演出を担う針谷大吾と小林洋介のコメント(全文)は、以下の通り。
「小さい頃から見ていた番組だったのでうれしかったです! 撮影しながら、この番組に僕が出られるなんてすごいなと思っていました(笑)。子どもの頃、特に印象的だった作品があって『ここを触ってください』と表示されたところを触ったら血が流れてきて、『なんだこの面白い番組!』って。その奇妙さがとても印象に残っています。僕が出演させていただく作品は、その記憶に負けないぐらい奇妙な作品になっていると思います!」
「街が動物として描かれている信じがたい作品だなと思いました(笑)。読み進めていくと、本当に街が動物のように思えてくるので不思議な感覚になりました」
「誰かになりきるという方が慣れているので、自然体でいる難しさはありました。その分、台本に書いてないことをいってもリアルになりますし、自分がこの世界に入ったらこう思うなと楽しみながら演じられる部分もたくさんありました!」
「この作品は『世にも奇妙な物語』チームが作る動物番組と思って頂ければと思います(笑)! 設定だけ見たら『街が生き物って変なの!』と思うかもしれないですけど、見続けて頂ければ街が愛(いと)おしい存在になるはずです。動物番組を見ているような温かい気持ちにもなりますし、クライマックスのシーンは爽快感があります。是非お楽しみください!」
世界でいちばん大きい動物はなにか? それは“街”だ――。
生きている街が動き、息をして、人と交流するお話です。2023年に「火曜ACTION!」の枠で放送された連続ドラマを元に、今回はガラッと変わった物語になっています。
短編という枠でこの(文字通り)巨大な虚構を成立させるにあたり、佐藤勝利さんの存在感とキャラクターの力を借り、気持ち悪くて可愛(かわい)くて、大嘘(うそ)なのにリアルで、怖くて楽しくて爽快な、世にも奇妙な王道エンタメを目指して作りました。
「火曜ACTION!」版にひきつづき片山友希さん、新たに板倉武志さんもむかえ、撮影スタッフ、VFX・音響スタッフはじめ全関係者が、全行程でたゆまぬ全力投球をがむしゃらに叩き込み続けた作品です。どうぞ音量大きめで、最後までお楽しみください!
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