カリフォルニア州が税優遇措置を拡大
2024年10月30日 13:00

米カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は10月27日(現地時間)、映画・テレビ製作向けの税優遇措置を現行の3億3000万ドルから7億5000万ドル(約1125億円)に倍増する方針を明らかにした。
ロサンゼルスのレイリー・スタジオで会見したニューサム知事は、「映画産業は生命維持装置が必要なほど危機的状況にある」と強い危機感を示した。昨年の長期ストライキ以降、撮影現場は低迷が続いており、業界関係者の間では将来への不安が広がっている。
製作現場の州外流出も課題となっている。ニューヨーク州は昨年、税優遇措置を7億ドルに拡大。ジョージア州では上限を設けず、年間10億ドル以上を投じて製作を誘致している。さらに英国やカナダ、オーストラリアなどの海外各国も、独自の支援策で製作を呼び込んでいる。
衣装デザイナー組合のブリジッタ・ロマノフ代表は、「組合員の中には仕事を求めて州外に移住せざるを得ない人もいます。このままでは映画産業を完全に失いかねない」と述べた。
今回発表された税優遇措置は、25年7月からの実施を目指す。特に他州から移転してくるテレビシリーズを重視する方針だが、リアリティ番組やポストプロダクション作業、俳優の給与は対象外となる。
カレン・バス・ロサンゼルス市長は「ニューヨークに負けるわけにはいかない」と意気込みを示したものの、業界復活の切り札となるかは予断を許さない状況だ。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹