超・超・超壮絶…このミッション、難易度がハンパない 山田孝之×仲野太賀「十一人の賊軍」最新映像公開
2024年9月11日 11:11
「日本侠客伝」シリーズ、「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家・笠原和夫が、1964年に執筆した幻のプロットを60年の時を経て映画化。舞台は、1868年。「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・長州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた“戊辰戦争”。明治維新の中で起きた内戦であり、江戸幕府から明治政府へと政権が移り変わる激動の時代である。その戦いの最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任に就く様を描く。
映像は、仲野演じる鷲尾兵士郎の素振りで、東映のロゴマークを一刀両断してスタート。「戊辰戦争」の戦火が越後の小藩・新発田に降り注ごうとしていたなか、阿部サダヲ演じる新発田藩城代家老・溝口内匠は藩の存亡をかけた選択を迫られる。新政府軍につくか、旧幕府軍につくか――。崖っぷちの状況の中、新発田を守るため、内匠は鷲尾に意味深な相談を持ち掛ける。
新発田藩、新政府軍、旧幕府軍の三者の思惑が交錯するなか、場面は血しぶきが飛び散り轟音が鳴り響く砦の防衛戦へ。戦いに集められたのは、様々な罪を犯した死刑囚たち。無罪放免を条件に召集された彼らは“11人の決死隊”となり、圧倒的不利な状況の中で戦うことになる。無数に飛んでくる大砲、闇夜に立ち昇る火柱。混沌とした戦場を駆けまわる政(山田孝之)ら賊たちと新政府軍の圧巻のアクションシーンは圧巻だ。そしてドヴォルザークの「新世界より」が映像をより一層壮大に引き立てる。
新ビジュアルでは、物語のカギを握る4名のキャストが鮮烈なインパクトを放つ。賊軍として戦場を駆け回る政、鷲尾兵士郎と、賊を巧みに利用し新発田藩の安寧を画策する城代家老・溝口内匠、「戊辰戦争」勝利のため邁進する新政府軍を率いる参謀・山縣狂介(玉木宏)らが、それぞれの思惑を秘め、戦いに挑む緊迫感がヒシヒシと伝わってくるはずだ。
なお、本作のDolby Cinemaでの上映も決定。上映劇場は、HP(https://toei-screeninginfo.azurewebsites.net/theaterlist/02855/Y)で確認できる。
「十一人の賊軍」は11月1日から公開。
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