松坂桃李原案&主演3作品を松居大悟、沖田修一、齊藤工が映像化 10月20日からWOWOW「月刊 松坂桃李」で3カ月連続徹底紹介
2024年9月10日 06:00
映像化される3作品のタイトルは、10月号で特集する松居大悟監督「横★須★賀 探偵事務所」、11月号で特集する沖田修一監督「ダンディ・ボーイ。」、12月号で特集する齊藤工監督「何もきこえない。」。それぞれ、探偵役・龍哉、漫画家を目指す青年役・吉男、AI役・Ho-1と上記すべての作品で松坂が主演を務める。
「孤狼の血」で第42回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞、翌年の「新聞記者」では最優秀主演男優賞を受賞と、名実ともに評価される俳優・松坂の、あまり知られていない趣味の一つが架空の映画を妄想しイメージを膨らませるというもの。そんな長年温められてきた原案をもとに、今回の映像化が実現する。
「月刊 松坂桃李」では本編映像に加え、メイキングやインタビューなども盛り込まれ、各作品の裏側まで紹介するほか、番組公式SNSも始動。作品の最新映像や撮影の舞台裏、さらにはキャストの意外な素顔も垣間見える企画動画等も公開予定だ。


大学生の吉男(松坂桃李)は、彼女・ちはると楽しい大学生活を送っていた。一念発起して漫画家を目指すことを決め、漫画を描き続ける日々。そんな中、組長の娘である少女と出会う。抗争に巻き込まれた彼女を救うため、吉男は自分が描くヒーロー漫画の主人公のように戦い始める。11月号では、ほっこりした撮影現場風景をたっぷり紹介し、さらに沖田修一バージョンのダンディ・ボーイがさっそうと現われる。

核エネルギーの事故により、人類が激減した2065年。AIのHo-1(松坂桃李)は人間の女性サツキのもとで暮らしていた。AIに人間が支配されると考え破壊活動を行なうアキラは、サツキをターゲットに定める。無残な姿になった彼女を見て、感情が無かったはずのHo-1はアキラを追い詰める。12月号では、齊藤工監督の撮影現場での演出ぶりを紹介し、その独特な映像マジックをご堪能いただく。
■松坂桃李
本日解禁となりました「月刊 松坂桃李」。
知っている方もいるかもしれませんが、数年前まで「+act」の連載で「妄想・松坂桃李」というページがありました。
僕の妄想を映画のフライヤー風に作り、実在する作品かのように紹介する、という趣旨で、10年ほど続いていました。WOWOWのプロデューサーさんから「この中の何本か本当に撮りませんか?」とオファーがあった時は本当にビックリしました。こんなふざけた企画に監督や各部署のスタッフ、そもそもキャストが集まってくれるのだろうか。とても心配でした。そんな僕の心配に反して、まさかの素敵な方々が集まって下さり、想像をはるかに超える作品が出来上がりました。

常に時代を代表する探偵映画があるなかで、今この時代にどんな探偵像を描くべきだろうか。松坂桃李さんと、令和の探偵ものを目指そうと挑みました。「横★須★賀 探偵事務所」というタイトルです。横須賀の空気を浴びながら、松坂さん演じる龍哉の背中を追いかけていきました。いや演じるとも違いますね、現場での松坂さんは龍哉そのものでした。龍哉というのが役だったのか、それとも松坂桃李役が龍哉だったのか、龍哉が松坂桃李だったのか。他の監督の皆さまがどのような作品なのかわからず緊張しますが、まったく違う雰囲気の作品のようでそちらも楽しみです。

松坂桃李さんと、以前、雑誌の対談をさせていただいたことがありました。その時から、何かお仕事をご一緒したいなと思い続けて、10年が経っていました。このような、ワクワクする企画に、声をかけていただき、とても嬉しかったです。そもそも、妄想・松坂桃李のような本を作っている時点で、かなり変わっていると思いますし、イタズラ心がある方だなと思いました。撮影中も、物腰柔らかで、色々と柔軟に受け止めてくださる松坂さんのおかげで、とても楽しい撮影になりました。
三監督で三作品ということで、いろいろな松坂さんを、少しづつ楽しめる、とても贅沢な企画だと思います。どれが本当で、どれが妄想か、わからなくなってくるような、とても不思議な企画を、普段とはちょっと違う感じで、ぜひ楽しんで観ていただけたら幸いです。

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