錦鯉「トランスフォーマー」の吹き替えにコンビで挑戦! 「まだちょっとドッキリを疑っている」
2024年9月4日 05:00
お笑いコンビ「錦鯉」の長谷川雅紀と渡辺隆が、「トランスフォーマー」シリーズ最新作となる3D CG「トランスフォーマー ONE」の日本語吹き替え版に参加していることがわかった。子どもの頃から「トランスフォーマー」のファンだった2人が、喜びとともにアフレコの感想などを語った。
本作の舞台は、遙か宇宙の彼方、ロボット生命体トランスフォーマーが暮らすサイバトロン星。変形能力を持たないオプティマスプライム(オライオンパックス)とメガトロン(D-16)は固い友情で結ばれ、いつかヒーローになることを夢見ていた。ある日、謎のSOS通信を発見した2人は、仲間のバンブルビー(B-127)とエリータ-1とともに、侵入が禁止されている地上世界に足を踏み入れ、恐ろしい陰謀と強大な敵の存在を知る。強大な敵に立ち向かうため、変形能力を授かったオプティマスプライムとメガトロンだったが、2人の正義感には少しずつ隔たりが生まれつつあった。
監督は、「トイ・ストーリー4」のジョシュ・クーリー。若かりしオプティマスプライムの声はクリス・ヘムズワースが担当し、メガトロンの声はブライアン・タイリー・ヘンリー、エリータ-1役はスカーレット・ヨハンソンが務めた。日本語吹き替え版には、中村悠一、木村昴、木村良平、玄田哲章ら豪華声優陣に加えて、俳優の吉岡里帆が参加している。
「錦鯉」が担当したのは、デコボコ警備員役。長谷川は「マッドマックス フュリオサ」で洋画の吹き替えを経験したが、渡辺は今作が初挑戦となった。オファーを受けた当時の気持ちを聞かれた長谷川は、「テンション爆上がりでしたね。子供の頃から観ていましたので」と喜びを爆発させる。渡辺も「僕も子供の頃から観ていましたから。小学校の頃の僕に「『トランスフォーマー』の声優をやったと伝えたい」と万感の様子で、「まだちょっとドッキリを疑っているところはありますね」とジョーク交じりに心境を語った。
洋画の吹き替えに初めて挑んだ渡辺だが、吹き替えの先輩・長谷川からは特にアドバイスはなかったそう。長谷川は、「意外と僕の方が上手く出来なかったので、最初思っていたのとは違いましたね。もうちょっと先輩ぶって偉そうにしたかったんですけど」と悔しそうな表情を浮かべた。一方、渡辺は「(アフレコを)やってる途中でもっとやりたいなって思いが出てきましたよね。もっと台詞言いたいっていう気持ちが」と収録を振り返り、「めちゃくちゃ緊張して入ったけど、すごく楽しかったです」とコメント。
長谷川と渡辺は同時に収録を行ったそうで、長谷川は「漫才をやっているような感じでもあり、掛け合いというか、そういう部分では上手くできたかなとは思います」と感想を語った。
最後に渡辺は本作の見どころについて、「これさえ観れば“トランスフォーマー”ってそういうことだったんだ!っていう気づきがあると思います。これが“トランスフォーマー”の起源ですから。そして何故……ヒーローとヴィランに別れたのか……友情の決別の理由も分かります」と熱弁を振るった。
「トランスフォーマー ONE」は9月20日全国公開。「錦鯉」のインタビュー全文は以下の通り。
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