神尾楓珠がギター弾き語りを初披露　SPドラマ「最寄りのユートピア」9月25日放送　ヒロインは北香那

本作は、夢と現実の狭間で葛藤する男女が偶然出会い、お酒と音楽とともに過ごすことで次第に心を通わせていき、それぞれの人生に希望を見いだしていく姿を描く。

(C)フジテレビ

神尾が演じるのは、ミュージシャンとして成功することを夢見て、アルバイトをしながら路上ライブを中心に活動する工藤隆司。高校時代に同級生とバンドを結成するも、結果が出ず5年前に解散。メンバーはそれぞれ音楽以外の道に進んだが、隆司だけは音楽の道を諦めきれず、今でもフリーのシンガー・ソングライターとして活動を続けている。しかし、いつしか音楽を楽しむ心をなくしていた隆司は、会社員の木崎夕莉と出会い、素直にあふれ出てくる感情のままに話をしたり歌ったりするうちに、自分にとって最も価値ある存在に気づく。

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北が演じるのは、新卒で入社した大手雑貨メーカーに勤務する会社員・夕莉。一見、充実した生活を送っているように見えるが、当たり障りのない日常を過ごすことに漠然とした焦燥感を抱いていた。自分のしたいことにエネルギーを注ぎ、がむしゃらに頑張る同世代の同僚や友人に比べ、1つのことに熱中するような経験がなく、ぼんやりとした引け目を感じてきた夕莉。そうした自分の負の感情にふたをしてきたが、偶然隆司と出会ったことをきっかけに変わり始める。

神尾は「24時間テレビ」のドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」（15）でデビュー。ドラマ「3年A組　今から皆さんは、人質です」や「左ききのエレン」「いちばん好きな花」などで注目を集め、今後は桜田ひよりと主演を務めた映画「大きな玉ねぎの下で」（25年2月7日公開）の公開が控えている。

バラエティー番組で歌声を披露した際には、SNS上に「神尾くん歌うますぎ！」「国宝級イケメンで芝居も歌もうまいなんて」などの声が数多く寄せられたが、本作ではアコースティックギターの弾き語りをドラマ初披露。多忙なスケジュールの合間を縫って猛練習し、撮影に挑む。

ヒロインを務める北は、ドラマ「バイプレイヤーズ」シリーズで強烈なキャラクター・ジャスミン役を好演。「スナック女子にハイボールを」では山口紗弥加とともに主演を飾ったほか、映画「あの人が消えた」（9月20日公開）や、舞台「主婦 米田時江の免疫力がアップするコント6本」（11月上映）が控えている。

脚本は「ヤングシナリオ大賞2023」で佳作を受賞した片岡陸が手掛け、テレビドラマ脚本家デビューを果たす。演出は、ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や、Netflixシリーズ「金魚妻」の並木道子。プロデューサーはドラマ「ナンバMG5」「ブルーモーメント」などを手掛けた栗原彩乃が担当する。

スペシャルドラマ「最寄りのユートピア」は、フジテレビで9月25日午後10時～11時34分に放送。神尾と北、プロデュースの栗原氏のコメントは以下の通り。