セリーヌ・ディオン、トランプ陣営の「タイタニック」楽曲使用に抗議
2024年8月13日 14:00
先日、トランプ前大統領のモンタナ州の集会において「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」が使用されたことを受けて、ディオンはインスタグラムで声明を発表。
「本日、セリーヌ・ディオンのマネジメントチームとレコード会社のソニー・ミュージックエンタテインメント・カナダは、モンタナ州でのドナルド・トランプ/JDヴァンス氏の選挙集会において、セリーヌ・ディオンが『マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン』を歌う映像、録音、音楽パフォーマンス、および肖像が無断で使用されたことを把握しました」と声明は述べている。「この使用は決して許可されたものではなく、セリーヌ・ディオンはこのような使用を支持するものではありません」
声明の最後には、「…で、本当に、その曲?」と皮肉が付け加えられていた。
「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」は、ジェームズ・キャメロン監督の1997年の大作「タイタニック」のアカデミー賞受賞主題歌として広く知られている。この映画は、1912年に起きた実在の豪華客船タイタニック号の悲劇的な沈没事故を描いた作品であるため、参加者の感情を高揚させ、熱狂させることを目的とした選挙集会ではふさわしい選曲とは言えない。
この投稿のコメント欄では、「むしろ沈みゆく船にはぴったりの曲」と呼び、トランプ候補をタイタニックに喩えるものもある。
なお、トランプ陣営の選挙集会での楽曲使用に公然と反発したアーティストは、セリーヌ・ディオンがはじめてではない。シニード・オコナー、ファレル・ウィリアムス、ザ・スミスのジョニー・マー、アデル、ガンズ・アンド・ローゼズ、エアロスミス、ニール・ヤング、リアーナ、オジー・オズボーン、ニッケルバック、リンキン・パーク、ローリング・ストーンズ、ヴィレッジ・ピープル、パニック!アット・ザ・ディスコ、クイーン、R.E.Mらも、トランプ氏が選挙集会で許可なく自身の音楽を使用したことに反発している。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント