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「さくらももこ展」東京会場、全7章からなる展示の詳細が明らかに 展示カラー原画総数は約300点

2024年8月6日 22:30

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10月5日~2025年1月5日に東京・森アーツセンターギャラリーで開催
10月5日~2025年1月5日に東京・森アーツセンターギャラリーで開催
(C)さくらももこ (C)さくらプロダクション

10月5日~2025年1月5日に東京・森アーツセンターギャラリーで開催される「さくらももこ展」東京会場の詳細が発表された。

「さくらももこ展」は、「ちびまる子ちゃん」や「コジコジ」などを手がけたまんが家で、エッセイスト、作詞家、脚本家などとしても活躍し、18年に他界したさくらももこさんの魅力に迫る展覧会。22年11月に香川・高松市美術館からスタートし、神奈川、静岡、兵庫、長崎、愛知と全国を巡回している。

東京会場では、代表作を含む約300点のカラー原画や直筆原稿を展示。関東初公開となるカラー原画も展示される。10月5日~11月20日を前期、11月21日~25年1月5日を後期とし、一部カラー原画の入れ替えが行われる。

会場は全7章(エリア)で構成。「序章『さくらももこができるまで』」では、さくらももこさんのまんが家デビューまでの足跡を、少女時代の私物や卒業文集、絵日記などの展示を通して振り返る。

「第1章『ももことちびまる子ちゃん』」では、「ちびまる子ちゃん」連載時の初カラー扉絵や、原画を使用したキャラクター紹介などを公開。本エリアでの展示原画総数は100点を超える。

「第2章『ももこのエッセイ』」は、さくらももこさんが手がけたエッセイに関するエリア。「もものかんづめ」の巨大原稿用紙や拡大本をはじめ、「まるむし帳」や「ももこのいきもの図鑑」などの展示を行う。

「第3章『ももこのまいにち』」では、94年に男児を出産し、仕事に追われながらも子どもと過ごす時間を大切にしたいという思いを抱えていた日々のなかで生まれた作品を紹介。「そういうふうにできている」「スーパー0くん」「のほほん絵日記」などを展示する。

「第4章『ももこのナンセンス・ワールド』」では、さくらももこさんが“ナンセンス”に正面から取り組んだ異色作「神のちから」と「神のちからっ子新聞」を展示する。額縁や展示レイアウトも、“ナンセンス”を表現したものとなる。

「第5章『ももことコジコジ』」では、「ちびまる子ちゃん」と並ぶ代表作のひとつで、アニメ化もされた「コジコジ」に関連した画稿の数々を披露する。

「終章 アトリエより」では、さくらももこさんの代表作の主人公である、まる子とコジコジが一緒に冒険する絵本「まるコジ」の名場面と、39点にのぼる小さなイラストたちが展示を締めくくる。


さくらももこ
会期:2024年10月5日~25年1月5日
前期:24年10月5日~11月20日 47日間
後期:24年11月21日~25年1月5日 46日間
会場:森アーツセンターギャラリー
開館時間:午前10時~午後6時
※金曜・土曜、10月13日、11月3日は午後8時まで
※入館は閉館の30分前まで

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