第18回田辺・弁慶映画祭プレイベント野外上映会「弁慶★ナイトシネマ」開催
2024年8月6日 17:30
11月8日から10日までの3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館で第18回田辺・弁慶映画祭が開催されるが、今年はプレイベントとして野外上映会「弁慶★ナイトシネマ」を開催する。映画館とは異なる場所での上映により、映画の楽しさを感じてもらいたいとの意図で企画され、8月17日の19時から田辺市役所1階北側広場で、「ミニオンズ フィーバー」を上映する。
この野外上映会の開催に合わせて、X(旧Twitter)での「フォロー&リポストキャンペーン」も実施。「田辺・弁慶映画祭」と「コラボ企業」のX(旧Twitter)アカウントを「フォロー」し、特定の投稿を「リポスト」することでキャンペーンに応募でき、応募した人の中から抽選でコラボ企業の賞品をプレゼントする。期間は8月5日から17日まで。
なお、第18回田辺・弁慶映画祭コンペティション部門の作品応募総数が175作品に決定した。第17回の応募総数は過去最高の188作品だが、175作品は過去3番目に多い応募数となった。これまで多くの若手監督作品を選出し、沖田修一、瀬田なつき、今泉力哉、岨手由貴子らコンペ部門受賞監督や出演俳優たちがその後商業映画で活躍していることから、“インディーズの登竜門”と高い評価を得ている。
昨年の第17回は、瑚海みどり監督「99%、いつも曇り」が弁慶グランプリと観客賞、俳優賞(瑚海みどり、二階堂智)、新設のわいず倶楽部賞を獲得。秋葉美希監督「ラストホール」がキネマイスター賞、大黒友也監督「ゴミ屑と花」が映画.com賞、緑茶麻悠・佐伯龍蔵監督「ロマンチック金銭感覚」がフィルミネーション賞を受賞した。
このコンペ受賞作品や受賞監督の新作などを特集上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」が、8月23日から9月12日までテアトル新宿、9月20日から26日までシネ・リーブル梅田(4月19日よりテアトル梅田に改称)で開催。その前夜祭が8月18日の19時から東京の下北沢本屋B&Bで実施されることも決定している。
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トニー・レオンとアンディ・ラウが「インファナル・アフェア」シリーズ以来、およそ20年ぶりに共演した作品で、1980年代の香港バブル経済時代を舞台に巨額の金融詐欺事件を描いた。 イギリスによる植民地支配の終焉が近づいた1980年代の香港。海外でビジネスに失敗し、身ひとつで香港にやってきた野心家のチン・ヤッインは、悪質な違法取引を通じて香港に足場を築く。チンは80年代株式市場ブームの波に乗り、無一文から資産100億ドルの嘉文世紀グループを立ち上げ、一躍時代の寵児となる。そんなチンの陰謀に狙いを定めた汚職対策独立委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユンは、15年間の時間をかけ、粘り強くチンの捜査を進めていた。 凄腕詐欺師チン・ヤッイン役をトニー・レオンが、執念の捜査官ラウ・カイユン役をアンディ・ラウがそれぞれ演じる。監督、脚本を「インファナル・アフェア」3部作の脚本を手がけたフェリックス・チョンが務めた。香港で興行ランキング5週連続1位となるなど大ヒットを記録し、香港のアカデミー賞と言われる第42回香港電影金像奨で12部門にノミネートされ、トニー・レオンの主演男優賞など6部門を受賞した。
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