「はたらく細胞」山本耕史、仲里依紗、松本若菜ら新キャスト発表 血小板ちゃんはマイカ・ピュ
2024年7月31日 07:00
本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)を実写化。永野芽郁と佐藤健が主演を務め、永野が赤血球、佐藤が白血球(好中球)をそれぞれ演じる。さらに、阿部サダヲと芦田愛菜が、不摂生な父・漆崎茂健役と健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役で共演。「翔んで埼玉」の武内英樹監督がメガホンをとり、同作で組んだ徳永友一が脚本を担当する。
山本が演じるのは、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ破壊する、強力な殺傷能力を持つ免疫細胞の主力部隊“キラーT細胞”。「KILL」と書かれた帽子がトレードマークの体育会系武闘派細胞だ。武内監督とは、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」に続くタッグとなる。
仲は、同じく武闘派の一匹狼“NK細胞”役で出演。生まれついての殺し屋で、細菌やウイルス感染細胞などの異物を見つけ次第、単独で攻撃の先陣を切る役どころで、劇中ではクールなサーベルさばきを披露する。
主演ドラマ「西園寺さんは家事をしない」が現在放送中の松本は、“マクロファージ”役を担う。幼い赤血球たちの育成係でありながら、細菌などの異物を捕らえて殺すなど、さまざまな顔を持つキャラクターだ。聖母のような笑顔で赤血球たちに酸素の運び方を教える姿と、高い殺傷能力のギャップに注目だ。
原作でも人気が高く、スピンオフ作品も製作された“血小板”役には、モデルのマイカ・ピュが抜擢された。血管が損傷した時に、大勢の仲間たちとともに力をあわせて傷口をふさいで止血してくれる血小板のリーダー的役割を担う。
山本は、「キラーT細胞を演じているというより、一人の戦士を演じているつもりでいます」と語り、「今回の役は体を鍛える感じのキャラクターで、僕も鍛えるのが好きなので、ありがたいなと思いました」とコメント。
NK細胞役の仲は、「次々と襲いかかってくる筋肉痛に体も悲鳴をあげていましたが、『私の中の細胞も頑張っているんだ!』と私と私の細胞を私が励ましながら撮影に臨みました(笑)」と話し、「とてもカッコイイ<実写版NK細胞>を演じることができたのではと思っております」と自信を覗かせた。
松本は、「私の姪っ子も原作を読んでいて、マクロファージさんはかわいいから好きと言っていましたが、巨大な鉈で戦うシーンでは、殺陣チームの皆さんがその鉈の重さを利用して作ってくださったカッコいいシーンもありますので、是非注目して頂きたいです」とアピール。
スピンオフ作品「はたらく血小板ちゃん」も大好きだというマイカは、「血小板役を演じる事ができてとても嬉しかった」と喜びを語り、「明るくてみんなのまとめ役なところを演じるのが楽しかったです」と撮影を振り返った。
「はたらく細胞」は12月13日全国公開。キャスト陣のコメント全文は以下の通り。
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