「聖☆おにいさん」に新生“女子ーズ”が参加 レッド役は川口春奈「劇場でゲラゲラ笑ってくださいませ!」
2024年7月23日 07:00
松山ケンイチ、染谷将太が主演を務め、福田雄一監督がメガホンをとる「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」に、新生“女子ーズ”が登場することがわかった。“女子ーズ”とは、福田監督が手掛けた特撮コメディ映画「女子ーズ」(2014)に登場した個性的な5人の戦士たち。本作では、川口春奈、吉柳咲良、田中美久、森日菜美、安斉星来が令和の新たな女子ーズをゆるっと演じている。
原作は、異色のギャグ漫画「聖☆おにいさん」(著:中村光/講談社「モーニング・ツー」連載中/既刊21巻)。“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する日常を描き、累計発行部数1700万部を超える大ヒットとなった。2018年には、俳優の山田孝之が製作総指揮、松山と染谷が主演、福田監督が脚本を手掛け、ドラマ化された。
本作は、劇場映画化のために原作者の中村氏が描いた原作エピソードであり、「聖☆おにいさん」史上初となる壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」の完全実写化に挑む。
2014年に公開された「女子ーズ」は、桐谷美玲がレッド、藤井美菜がブルー、高畑充希がイエロー、有村架純がグリーン、山本美月がネイビーを演じ、なかなか全員がそろうことができないという戦隊ヒーローの姿を描いた。
新生“女子ーズ”でレッドを演じる川口が福田組に参加するのは、2013年に放送されたドラマ「天魔さんがゆく」(TBS)以来。第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンで歴代最年少グランプリに輝き17年にミュージカル「ピーター・パン」にて歴代最年少タイ記録の13歳で10代目ピーター・パン役を務めた吉柳は、グリーン役で出演する。
ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(NTV)などの田中はイエロー、戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」(21年)で注目されバラエティ、モデルとしても活躍する森はブルー、日本テレビのバラエティ「超無敵クラス」で注目を浴びた安斉はネイビーを演じる。
元祖・女子ーズに負けず劣らず何かと多忙ながらも、地球の平和を守るために集結した令和版“新生・女子ーズ”。キャスト発表に合わせて、集合ビジュアルとそれぞれの1ショットビジュアルが披露された。メイキング映像(https://youtu.be/lmPZpbgno9o)も公開され、元祖・女子ーズと同じくブルーとネイビーの色被りが指摘されるシーンも収められている。
キャストコメントは以下の通り。「聖☆おにいさん THE MOVIE ホーリーメンVS悪魔軍団」は、12月20日に全国公開。
約10年前に福田監督とお仕事させてもらい、久しぶりに呼んでいただけて現場に行けて嬉しかったです。
全力でふざけて全力でバカになることがなんて贅沢なのだろうと噛み締めながら変身してきました。
多分?最初で最後の戦隊スタイルをぜひ見ていただけたらと思います!笑
劇場でゲラゲラ笑ってくださいませ!
戦隊ものをやってみたい!福田雄一監督の作品に出たい!と言っていた矢先、こんな形でこの作品に出演できるとは思ってもなかったので、すごく嬉しかったです!
崖での撮影は臨場感に溢れていて、テンションが上がりました。全力で戦いました。ぜひ劇場で観ていただきたいです。宜しくお願い致します!
この役は高畑充希さんが演じていらしたのでそちらを研究しつつ、アドリブもいれちゃったりして頑張らせて頂きました。
現場スタッフさんが笑ってくれてとても賑やかな現場で嬉しかったです!
憧れであり夢だった、福田雄一監督の作品に出られてとてもびっくりしてます。
「聖☆おにいさん」が映画化。沢山の方が笑顔になる作品になったら嬉しいです!
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
トラップ NEW
【神設定】ライブ会場“全体”が殺人鬼を捕えるための罠、そして殺人鬼は自分! どう脱出する?
提供:ワーナー・ブラザース映画
レッド・ワン NEW
【「ホーム・アローン」級“Xmas映画の新傑作”誕生か】悲報!サンタ誘拐!Xmas中止のお知らせ!
提供:ワーナー・ブラザース映画
八犬伝
【90%の観客が「想像超えた面白さ」と回答】「ゴジラ-1.0」監督も心酔した“前代未聞”の渾身作
提供:キノフィルムズ
追加料金ナシで映画館を極上にする方法、こっそり教えます
【利用すると「こんなすごいの!?」と絶句】案件とか関係なしに、シンプルにめちゃ良いのでオススメ
提供:TOHOシネマズ
ジョーカー フォリ・ア・ドゥ
【ネタバレ解説・考察】ラストの意味とは? “賛否両論の衝撃作”を強烈に観たくなる徹底攻略ガイド
提供:ワーナー・ブラザース映画
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
2012年に逝去した若松孝二監督が代表を務めていた若松プロダクションが、若松監督の死から6年ぶりに再始動して製作した一作。1969年を時代背景に、何者かになることを夢みて若松プロダクションの門を叩いた少女・吉積めぐみの目を通し、若松孝二ら映画人たちが駆け抜けた時代や彼らの生き様を描いた。門脇むぎが主人公となる助監督の吉積めぐみを演じ、「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)」「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」など若松監督作に出演してきた井浦新が、若き日の若松孝二役を務めた。そのほか、山本浩司が演じる足立正生、岡部尚が演じる沖島勲など、若松プロのメンバーである実在の映画人たちが多数登場する。監督は若松プロ出身で、「孤狼の血」「サニー 32」など話題作を送り出している白石和彌。
若松孝二監督が代表を務めた若松プロダクションの黎明期を描いた映画「止められるか、俺たちを」の続編で、若松監督が名古屋に作ったミニシアター「シネマスコーレ」を舞台に描いた青春群像劇。 熱くなることがカッコ悪いと思われるようになった1980年代。ビデオの普及によって人々の映画館離れが進む中、若松孝二はそんな時代に逆行するように名古屋にミニシアター「シネマスコーレ」を立ち上げる。支配人に抜てきされたのは、結婚を機に東京の文芸坐を辞めて地元名古屋でビデオカメラのセールスマンをしていた木全純治で、木全は若松に振り回されながらも持ち前の明るさで経済的危機を乗り越えていく。そんなシネマスコーレには、金本法子、井上淳一ら映画に人生をジャックされた若者たちが吸い寄せられてくる。 前作に続いて井浦新が若松孝二を演じ、木全役を東出昌大、金本役を芋生悠、井上役を杉田雷麟が務める。前作で脚本を担当した井上淳一が監督・脚本を手がけ、自身の経験をもとに撮りあげた。