ダニエル・ブリュール、監督2作目はテニス名選手の伝記映画
2024年7月6日 12:00

「ラッシュ プライドと友情」「僕とカミンスキーの旅」の俳優ダニエル・ブリュールが、1930年代のドイツ人テニスチャンピオン、ゴットフリート・フォン・クラムの生涯を題材にした伝記映画「Break(原題)」のメガホンをとることが分かった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
ブリュールにとって、2021年の監督デビュー作「Next Door(原題)」に続いて2本目の監督作。「西部戦線異状なし」の製作チームと再び手を組み、同作で共演したフェリックス・カメラーを主演に迎える。「ドライヴ」のホセイン・アミニが、マーシャル・ジョン・フィッシャーのノンフィクション書「A Terrible Splendor: Three Extraordinary Men, a World Poised for War and the Greatest Tennis Match Ever Played」をもとに脚本を執筆。ドラマシリーズ「ナイト・マネジャー」のインク・ファクトリーが製作を手掛ける。
フォン・クラムは、全仏オープンで2度優勝し、1937年には世界ランキング1位になった名プレイヤー。同年、英ウィンブルドンでは、アメリカのドン・バッジと熱戦を繰り広げた。しかし、ヒトラーから理想的なプロパガンダの道具とみなされ、政治的にも、個人的にも複雑さに満ちた人生を送った。
インク・ファクトリーの共同設立者・共同CEOであるサイモンとスティーブン・コーンウェルは、「ゴットフリートの人生は、戦争の危機に瀕したヨーロッパの歴史を読み解くスリリングなプリズムでありながら、それ以上に個人的な深い道徳的葛藤と危険なロマンスの物語であり、生死を賭けた史上最高のテニスの試合なのです」コメント。プロデューサーのマルテ・グルナートは、「私たちが享受している自由と解放が、ナショナリズムと極右政治の台頭によって再び脅かされている今、この作品はかつてないほどタイムリーだと感じています」と意欲を見せている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

ハリポタファンに激烈にオススメ
【本気で良かった】夢と魔法のような、最高の空間…特別すぎる体験でした【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

え、伊藤英明!? すごすぎる…!
【狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!】地上波では絶対ムリ!? 超暴力的・コンプラガン無視の超過激作!
提供:DMM TV

是枝裕和監督作品「ラストシーン」
iPhone 16 Proで撮影。主演は仲野太賀と福地桃子。(提供: Apple)