ブラムハウス、ホラーゲーム制作に参入
2024年7月3日 17:00

ホラー映画で知られるブラムハウスが、テレビゲーム業界に進出することを発表したと、米ロサンゼルス・タイムズが報じている。映画で培ったストーリーテリングの技術をゲームにも生かすという。
ブラムハウスは、「パラノーマル・アクティビティ」や「ゲット・アウト」などのヒット作を手掛ける製作会社で、低予算で高収益を上げるビジネスモデルが特徴だ。今回のゲーム業界進出は、ホラーゲームの製作に焦点を当てているという。
同社のジェイソン・ブラムCEOは、ゲーム業界の成長とホラーゲームの人気に着目し、この分野に大きな可能性を感じたと説明している。「映画で成功を収めたストーリーテリング技術をゲームにも生かし、プレイヤーに新たな恐怖体験を提供したい」と意気込んでいる。
ブラムハウスの幹部陣は、約3年前からゲーム業界への進出を検討し始めたという。同社は、以前からゲーム業界に関心を持っており、適切なタイミングを待っていたようだ。今回の発表は、そのタイミングが到来したことを示している。
ゲーム製作は費用がかかることが多いが、ブラムハウスは低予算ホラー映画と同様に低予算路線を取るという。具体的には1本あたり500万ドル以下の予算を目指している。これは、同社が映画製作で培ってきたノウハウを生かし、効率的な製作体制を構築することで実現できると考えられる。
ブラムハウスのゲーム制作への参入は、映画とゲームの垣根が低くなっていることを示す一例だ。最近は「THE LAST OF US」や「Fallout フォールアウト」といった人気ゲームがドラマ化されて人気を博している。こうした流れの中で、ブラムハウスのようなホラー映画の製作会社がゲーム業界に参入することは、自然な流れと言えるだろう。同社がどのようなゲームを製作するのかに注目が集まっている。
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