杉咲花&安田顕が挑んだ“緊迫の対峙”、SNSで絶賛の声「まだ忘れられない」 「朽ちないサクラ」劇中カット公開
2024年6月29日 12:00
「孤狼の血」「佐方貞人」「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏の小説を実写映画化。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロイン・森口泉(杉咲)が、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。
6月21日に劇場公開を迎えた本作。俳優陣の演技に「鳥肌が立つ」と絶賛が集まっており、場面写真は特に反響の大きかった杉咲と安田顕が魅せる対峙シーンをとらえている。
杉咲演じる森口泉と安田演じる泉の上司・富樫は、事件がすべて解決したら酒でも飲もうと約束していたが、料亭で顔を突き合わせる2人の表情は固く緊張感が漂っている。泉は目に零れ落ちそうになる涙を堪え、真っ直ぐに富樫を見つめ、一連の事件を捜査した結果を話し始める。酒を注ぎながら静かに耳を傾ける富樫。このあと、衝撃の展開が待ち受けているのだ。
SNSでは「2人の迫力に圧倒され、その時の花ちゃんの目がまだ忘れられない」「杉咲花の心の揺らぎに真っ直ぐな芝居に釘付けになる」「安田顕の存在感がすごい」「最後まで気が抜けない」といった声が続出。原廣利監督は、同シーンを撮るために20ページにも渡る台本部分を長回しで撮影したと明かしている。
原監督「このシーンが撮れた瞬間、ガッツポーズしましたね。本当にいい映画になるなって。あれだけシリアスなお芝居をしているのに、少し離れた部屋のモニターで見ていて笑ってしまいました。なんて素晴らしい芝居するんだと」
登場人物それぞれの立場での”正義”がぶつかり合う本作は、視点を変えると物語の見え方も変わってくる。「違う視点で観るとまた別のおもしろさがあるサスペンスミステリー」「はじめからもう一度観たいのでまた劇場行きます」「何が正解だったのかといろいろ考えてしまう」「何度でも観に行きたい」とリピート客が続出している作品となっている。
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