「キングダム」金曜ロードショーで今夜放送! あらすじ・キャストまとめ、山﨑賢人×吉沢亮×大沢たかお豪華インタビューを紹介

2024年6月28日 21:00


午後9時から放送!
午後9時から放送!

シリーズ最新作「キングダム 大将軍の帰還」が7月12日に公開されるのを記念し、「キングダム」の前3作が、日本テレビ系「金曜ロードショー」にて3週連続放送されます。1作目「キングダム」が本日6月28日午後9時から放送されるので、映画.comでは、概要とあらすじ、キャスト情報のほか、主演の山崎賢人、共演の吉沢亮大沢たかおによる鼎談もご紹介します。


【概要】
 原作は、単行本累計発行部数1億部を超える原泰久の原作マンガを、山崎賢人主演で映画化した「キングダム」シリーズ。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になる夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎賢人)と、中華統一を目指す若き王・えい政(吉沢亮)の活躍を描きます。

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今回の連続放送にあたり、1作目と2作目については、佐藤監督自らが監修し、「キングダム」シリーズの編集を手掛けた今井剛が未公開シーンや、最新作「キングダム 大将軍の帰還』の本編を追加して再編集した“スペシャルエディション”として放送されます。


【あらすじ】
 紀元前245年、春秋戦国時代の中国、秦。戦争孤児の信(山﨑賢人)は漂(吉沢亮)と共に、天下の大将軍になることを夢見て日々剣術に励んでいた。しかし、漂は王都の大臣・昌文君(高嶋政宏)に連れられ王宮へ。ある日、信の前に漂が現れ、1枚の地図を信に手渡して息絶える。

地図の指す場所に向かうと、そこには漂と瓜二つである秦の若き王、えい政(吉沢亮)がいた。クーデターを起こした弟・成蟜(本郷奏多)に王座を追われ、漂がえい政の身代わりになって命を落としたことを知った信は、えい政を討とうとするが、国を背負うえい政の強さと漂の遺志を受け止め行動を共にすることを決意する。

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その後、山の民の末裔である河了貂(橋本環奈)も加わり、旅を進める中、合流した昌文君とえい政に忠誠を尽くす武将・壁(満島真之介)から漂の最期を聞かされた信は、中国の統一という壮大な夢を追いかけるえい政と共に王座奪還を目指す。そこで、かつて友好関係にあった山の民を率いる楊端和(長澤まさみ)に協力を要請しようとするが……。


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【キャスト】
信:山崎賢
えい政・漂:吉沢亮
楊端和:長澤まさみ
河了貂:橋本環奈
成きょう:本郷奏多
壁:満島真之介
バジオウ:阿部進之介
朱凶:深水元基
里典:六平直政
昌文君:高嶋政宏
騰:要潤
ムタ:橋本じゅん
左慈:坂口拓
魏興:宇梶剛士
肆氏:加藤雅也
竭氏:石橋蓮司
王騎:大沢たかお

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【豪華な特別鼎談が実現!】
 映画公開時、映画.comでは信役の山﨑、えい政/漂役の吉沢、王騎役の大沢というメインキャスト3人による特別インタビューを実施。3人が大規模な中国ロケや、それぞれが対峙したシーンの撮影秘話などを語り合ってくれたので、その一部をお届けします。

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●圧巻の中国ロケとそれぞれが感じた役の存在感

――王座奪還のクライマックスで、信と政は王騎に相対します。長期にわたる中国ロケの序盤でそのシーンを撮影したそうですね。中国ロケはいかがでしたか。

山﨑:映画の信は、子どものころに見た王騎に憧れているという設定。大沢さん演じる王騎を最初に中国で感じられ、圧倒され、そこから日本に帰ってきました。良い撮影順だったと思っています。セットもすごい。馬の数も圧倒的。中国でのクランクインは、本当に意味のあるものでした。

吉沢:大沢さんの王騎と一緒に芝居する緊張感……。体から出る説得力やオーラ、お芝居、いろんなものがすごすぎて。その王騎を納得させないといけないシーンだったので、吐きそうなくらい緊張していました(笑)。その経験が非常に貴重でした。豪華な方々ばかりのなか、僕は王としていなければならない。その緊張感や責任感が、王騎と対峙したからこそ芽生え、その後の撮影に大きく影響しました。

大沢:主人公の2人と対峙するシーンを序盤に撮影してもらったのは、非常に良かったよね。2人は役というよりも、そこに“人間”としていた。びっくりするくらい本当にいい目をしていて、『これから天下を取る人は、きっとこういう目をしているのだろう。この2人は本当にこの国を統一していくのだろう』と思った。僕だけじゃなく、他のおじさん俳優やスタッフたちもすごく影響されたと思う。

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●対峙シーンでの緊張感や責任感、手応えとは

――3人が対峙するシーンでは、それぞれがその場で何を感じ、何を得たのでしょうか。

山崎:大沢さんの大きさを感じ、今後、自分がこの仕事をやる上で見ていく景色を(大沢は)見ているんだろうなと思いました。そのとき、自分たちが見据える先は途方もなく遠いと、リアルに痛感したんです。信としては、憧れでもある最強の大将軍に名乗ることすら本当はびびっている。でも絶対に目に留めてもらいたい。そんなリアルな緊張、リアルな武者震いをしていました。役を通り越して大沢さんの大きさを感じる、すごく良い時間でした。

――プレッシャーに押しつぶされそうな瞬間はなかったのでしょうか。

山崎:プレッシャーに押しつぶされそうな瞬間は、たしかにありました。でも、この作品はそういうこともパワーになりました。信の力になっていった。過酷になればなるほど『やってやる』と力がみなぎってきて、自分でも不思議な感覚でした。

吉沢:緊張感や責任感がものすごかった。そのシーンを演じる前より、肝がすわった気がします。あの空気感とぶつかって乗り越えていく。こんなにカメラが回ることが緊張する現場はなかった。人生において何度か経験しなければならない山場や壁が、『キングダム』にはたくさんありました。『もう並のことじゃびびらねえぞ』という精神はかなり備わったと思います。怖いものなし、というわけではないですけど(笑)、今後の役者人生にも必ず生きてくると思います。

大沢:芝居って、本気で対峙していくことしかできないんですよね。それを改めて、2人から見させてもらった。僕の年齢でも、本作を見終わった後に『夢って良いな』と思った。エレベーターの中、1人で『アツいのって良いよな』とぶつぶつつぶやいた。何言ってんだおっさん、って感じだけど(笑)。2人のように命がけで恐怖に対峙しながら乗り越えて、人間として男としてぶつかってきたからこそ、これほどの作品になったんだろうなと心震えた。それを僕は現場で見ていた。これほど期待されている大作ですから、ボロクソ言いたい人も当然いらっしゃるじゃないですか。でもこの2人とスタッフ、監督となら、どこまでも勝負したいと思った。


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