ハリウッド版「ストリートファイター」は2026年に全米公開
2024年6月28日 13:00

米ソニー・ピクチャーズが、格闘ゲームの金字塔「ストリートファイター」の新たな映画版を2026年3月20日に全米公開すると発表した。レジェンダリーと、ゲームの生みの親であるカプコンの強力なタッグによる共同製作となる。
「ストリートファイター」は1987年に初めて発売されて以来、全世界で4900万本以上を売り上げてきた大ヒットゲームシリーズ。レジェンダリーは、23年に映画およびテレビ番組の製作権利を取得している。
「ストリートファイター」シリーズは、1987年に登場して以来、全世界で驚異的な売り上げを記録した大ヒットゲームフランチャイズだ。リュウ、ケン、春麗といったキャラクターは、ゲーム界のアイコンとして世界中で愛されている。権利を獲得したレジェンダリーは、ゲームの世界観を大スクリーンで再現すべく、企画を進めてきた。
「ストリートファイター」の映画化は今回が初めてではない。94年にはユニバーサルが、当時アクションスターとして絶大な人気を誇っていたジャン=クロード・バン・ダム主演で映画化。続いて09年には20世紀フォックスが、人気キャラクター・春麗にフォーカスを当てた「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」をクリスティン・クルック主演で公開した。しかし、残念ながらこれらの作品はいずれも批評家や観客から厳しい評価を受け、興行的にも振るわなかった。
だが、ゲーム原作映画を取り巻く環境は近年大きく変化している。「ソニック・ザ・ムービー」シリーズや「アンチャーテッド」、記録的な大ヒットとなった「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」など、ゲームの実写化・アニメ化が次々と成功を収めている。さらに、テレビドラマの分野でも「THE LAST OF US」や「フォールアウト」といった作品が高い評価を得ており、ゲーム原作コンテンツへの注目度は以前にも増して高まっている。
このような追い風のなか、新たな「ストリートファイター」映画には大きな期待が寄せられている。現時点では監督やキャストなど、具体的なクリエイティブチームの情報は明らかにされていない。
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