「ストリートファイター」実写映画企画からフィリッポウ兄弟監督が降板
2024年6月20日 16:00

北米でA24ホラー史上最高の興行収入を記録した「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」(2023)の双子の兄弟監督ダニー&マイケル・フィリッポウが、カプコンの対戦型格闘ゲーム「ストリートファイター」を実写映画化する新作から離脱したことがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。
1987年に第1作が発売されたゲーム「ストリートファイター」は、格闘技界の頂点を目指してストリートファイトの旅に出た天才格闘家の隆(リュウ)とライバルの拳(ケン)が、世界各国の強豪たちと多種多様な必殺技を駆使して格闘を繰り広げる大ヒットシリーズで、現在までの総販売数は4900万本を超える。ジャン=クロード・バン・ダム主演の「ストリートファイター」(95)やクリステン・クルック主演の「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」(09)など、これまでに何度か映像化されてきた。
カプコンと独占ライセンス契約を結び、今後「ストリートファイター」の映画化ならびにテレビシリーズ化を手がけていく米レジェンダリー・エンタテインメントは、長編デビュー作「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」で世界の注目を集めたオーストラリア出身のフィリッポウ兄弟を新作の監督に起用したが、このほど降板が明らかになった。関係者によれば、スケジュールも原因の一つだという。
フィリッポウ兄弟は、A24と再タッグを組む新作「Bring Her Back(原題)」に着手するとのこと。同作はオリジナルのホラー作品で、サリー・ホーキンス(「シェイプ・オブ・ウォーター」)とビリー・バラット(「クレーターをめざして」)が主演し、今月下旬にオーストラリアでクランクインする。なお、フィリッポウ兄弟は「TALK TO ME トーク・トゥ・ミー」の続編製作も決定している。
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