杉咲花「朽ちないサクラ」はどんな物語?ストーカー殺人、警察の不祥事、記者の死、公安――徹底解説動画公開
2024年6月16日 12:00
「孤狼の血」「佐方貞人」「合理的にあり得ない」など数々のシリーズが映像化されている柚月裕子氏の小説を実写映画化。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく。
ストーリー解説動画では、複雑に絡み合う事件、そして登場人物がその事件にどう関わっていくのかという点を、新たなシーンを交えて解説している。主人公の森口泉(杉咲)は、捜査権限を持たない警察広報職員。「ある事件をきっかけに、彼女をとりまく世界が一変してしまう」という言葉と共に何者かが死体を川へ投げ入れるシーンが映し出される。
現役神職による度重なるストーカー行為のすえ、女子大学生が殺害されてしまう“ストーカー殺人”事件をきっかけに、警察はストーカー被害届の受理を先延ばしにし、慰安旅行に行っていたという“警察の不祥事”が明るみに。そのスクープを記事にしたのは親友で記者をしている津村千佳ではないかと泉は疑う。しかし「疑いは絶対はらすから、その時は謝ってよ」と言い残して去っていった親友が数日後、水死体で発見。自分のせいで親友が殺害されてしまったと自責の念に苦しむ泉。そして、泉は上司の富樫(安田顕)と捜査一課の梶山(豊原功補)に警察内部の情報を記者に漏らしたのではないかと、物語のキーワードにもなってくる“エス”(スパイ、内通者のこと)ではないかと疑われる。
親友が追っていた事件の真相、そして彼女の死の真相を探るため、泉は警察学校時代の同期・磯川(萩原利久)と一緒に独自捜査を敢行。事件の真相に近づくにつれ、かつて大事件を起こしたカルト宗教団体との関連性が明らかになり、“サクラ”(=公安警察の)までもを巻き込む大展開を見せていく。やがて「死んでしまった命と、今生きている命。守るべきなのはどちらですか」と同じ組織の中でも全く思想のちがう刑事と公安の正義がぶつかり合うことに。そして“信じるべき正義”が登場人物全員を窮地に追い込んでいく。
なお、全国の上映劇場の入場者プレゼントとして、限定オリジナルポストカードの配布が決定した。杉咲、萩原、豊原、安田の主要キャスト4名の場面写真で構成されている(無くなり次第終了)。
「朽ちないサクラ」は、6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。
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