ジャッキー・チェンの来日舞台挨拶、約2500席が5分で完売 日本のファンに「長い間応援してくれてありがとう」
2024年6月13日 07:00

ジャッキー・チェンが約13年ぶりに来日し、6月11日に東京・丸の内ピカデリー2で開催された主演映画「ライド・オン」(全国公開中)の舞台挨拶に出席した。急遽実施が決定したが、チケットは約2500席が販売開始5分で完売。集まったファンと大盛り上がりのイベントとなった。


舞台にジャッキー・チェン、ラリー・ヤン監督が登壇すると、満員にあふれた会場に大きな歓声があがった。ジャッキーは「ミナサンコンバンハ、オヒサシブリデス、エイガミタ? スキ?」と日本語で挨拶すると、観客から声援交じりのレスポンスが起こる。
急遽決定した来日について、ジャッキー・チェンは「日本に来ることは簡単ではないが、長年、日本のファンが応援してくれたから来た。コロナでしばらく来れなかった間の借金を返済している気持ちです(笑)」と日本のファンへの思いを明かす。


ヤン監督は、本作で一番力を入れたことを問われると「ジャッキーと馬のシーンがたくさんある。ジャッキーと馬は親子であり、兄弟で、師弟でもある関係で見えるようにするために、馬の演技をどのように見せるかについて力を入れた」と説明。
13年ぶりの来日となったジャッキー・チェンは、今回食べたいものを問われると「カニ!!! キュウシュウラーメン!! ワサビ!!」と次々と日本語で回答した。

今回のイベントには、宣伝アドバイザーとして新宿ピカデリー限定、小・中学生入場料100円キャンペーンを発案、昨年の番組「マツコの知らない世界」にも出演した大のジャッキー・チェンのファンである山田くんも登壇。ジャッキー・チェンは「ハンサムで大人になったら役者になれる! 僕のスタントチームにきて!」とスカウトしていた。


もう一人のゲストとして、ジャッキー・チェンのモノマネで芸歴10年となるジャッキーちゃんが登壇。約7年ぶりの再会に、ジャッキー・チェンは「ますます似てきた! そっくり! 今度僕のスタントマンをやってくれ!」とお茶目な反応。ジャッキーちゃんはモノマネの一つ「拳を痛がるジャッキー・チェン」のネタを本人の前で披露した。

演技を高めるため本人にアドバイスを求めると、ジャッキー・チェンは「映画はこういうもんだが、現実は違う! これは80年代のジャッキーだから、“酔拳”を勉強すべき」とアドバイス。酔拳のポーズをし、ジャッキーちゃんも真似したことで、W酔拳を披露した。
さらに、ジャッキーちゃんからの質問として、長年続けてきた自分のモノマネに対して、どう思うかを問われると「嬉しい! ジャッキーちゃんは悪いところばかり真似してくれるから、いいところも悪いところをマネしてほしい」と笑いながら話し、ジャッキーちゃんがこれからもモノマネしていいか聞くと、快くOKをした。


最後に「日本にいっぱい来てくださいね!」とジャッキーちゃんがリクエストするとジャッキーは食い気味に「ゼッタイ!」と日本語で答え、さらに会場を沸かせた。
BGMに流れている本作の主題歌「青春故事(せいしゅんこじ)」を歌いはじめたが、その歌の上手さに観客の手拍子が起こり、すぐさまコンサート会場のようになる一幕も。歌詞を間違えても笑いながら歌い続けたジャッキーは「長い間応援してくれてありがとう、毎年1本は(映画に)出演する!」と熱い思いを語り、笑顔で歌の続きを歌いながら降壇した。

今年4月7日に70歳になったジャッキー・チェン。イベント中、自分がしゃべってない間も終始笑顔やコミカルな表情でファンサービスをし、ファンを喜ばせることを惜しまない姿勢に長年人気の秘訣が見えた。
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