あの、Sキャラ事務職員役でフジテレビ系・連ドラ初出演　「ギークス／GEEKS」のクセ強な登場人物に仲間入り

タイトルの「GEEK（ギーク）」とは、言うなれば“賢いオタク”。好奇心旺盛で、卓越した知識や技術を持っているが、人間関係を苦手としている“ギーク”たちによる、キュートだがちょっとこじらせた日常や、痛快な謎解きを描く。脚本を大林利江子（「純愛ディソナンス」）と原野吉弘（「婚活1000本ノック」）、演出を山内大典（「知ってるワイフ」）と村上正典（「プロミス・シンデレラ」）が担う。

松岡演じる主人公・西条唯（さいじょう・ゆい）は、優れた記憶力を持ち、物事の細部を即座に把握できる、高い証拠分析能力を持った鑑識官。プロファイリングを得意とする心理分析のプロ、産業医の吉良ます美（きら・ますみ）役で田中みな実、地域の情報全てが頭に入っており、地理に精通している交通課員・基山伊織（もとやま・いおり）役で滝沢カレンが共演する。

あのが演じるのは、物語の舞台となる小鳥遊署の事務職員・河井リリカ（かわい・りりか／23歳）。唯（松岡）のいる鑑識係と、刑事・芹沢直樹（中村蒼）のいる強行犯係の事務処理担当で、見た目はおっとりしているが、月末の締めの時期になるとその表情が一変。刑事たちに期限内の精算や書類の提出を要求し、書類に不備があると問答無用で突き返す強烈なSっ気を持つキャラクターだ。

あのは、2020年にano名義で音楽活動を開始。個性あふれるキャラクターで人気を集め、バラエティー番組にも数多く出演して大ブレイク。23年には「ちゅ、多様性。」で「第74回NHK紅白歌合戦」に出場した。俳優としても幅広く活躍し、映画『【推しの子】』に出演することも発表されている。

「ギークス／GEEKS（仮題）」は、7月から毎週木曜午後10時から放送。