INI木村柾哉、映画「あたしの!」で学校一の王子様に! 主人公は渡邉美穂 「喜んでもらえるシーンもたくさん」
2024年6月6日 07:00
「日向坂46」元メンバーの渡邉美穂と、グローバルボーイズグループ「INI」の木村柾哉が、幸田もも子氏の人気漫画を実写映画化する「あたしの!」に主演することがわかった。2023年夏に関東近郊で撮影され、劇場公開は24年秋を予定している。渡邉と木村のコメント動画が披露された。
原作は、「ヒロイン失格」「センセイ君主」などのラブコメ漫画を生み出してきた幸田氏が、「別冊マーガレット」で17~18年に連載していた人気漫画(集英社マーガレットコミックスDIGITAL刊)。主人公・関川あこ子は、正直で思ったことはすぐに伝えてしまう性格。高2の新学期、学校一の人気を誇る1つ年上の先輩・御共直己が留年で同学年となり、あこ子は彼に一目惚れする。一方、小学生からの大親友・谷口充希も好きではないと言いながら怪しい動きをする。あこ子は先手必勝と直己に告白するが、あっけなくフラれてしまう。落ち込むあこ子だが、直己の親友・成田から直己が彼女を作らない理由を聞き、彼を好きでい続けることを決意。一方で、充希も直己に近づきはじめる。
自分の気持ちにまっすぐ突き進むあこ子役の渡邉と、学校一の王子・直己役を演じる木村は、本作が映画初出演。渡邉は「初めての映画で初主演という大きなチャレンジにとても緊張しプレッシャーも感じていました」と心境を明かす。ともに主演を務める木村は「初めての映画への挑戦でもあるので、嬉しいと同時に不安も大きかった」と語ると同時に、「監督がリモートでも本読みをしてくださり、撮影では人見知りの僕をキャストやスタッフの皆さんが盛り上げてくださって、クランクアップの時には達成感で感極まってしまいました」と振り返った。
さらに、渡邉は「恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います」と作品をアピール。木村も「喜んでいただけるようなシーンもたくさんあり、見終わった後は絶対に好きになってもらえる映画になっていると思います」と自信を覗かせた。
何度も撮影現場に足を運び、キャスト・スタッフと交流を重ねた原作者の幸田氏は、「原作を読んでくれた方も、読んでない方も間違いなく楽しめる映画だと思います!」と話し、「美穂ちゃんの演じるあこ子は清々しく誰もが応援したくなっちゃうようなあこ子でした。恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。あこ子と充希がバッチバチに取り合う直己くんは画面直視できないくらいパーフェクトなかっこよさでとっても素敵でした!」と太鼓判を押した。
メガホンをとったのは、「マカロニえんぴつ」の「なんでもないよ、」や「乃木坂46」の「君に叱られた」、Vaundy「走馬灯」など多くのMVやTVCMを手掛け、22年にドラマ「夫婦円満レシピ 交換しない?一晩だけ」(TX)の演出を担当した横堀光範監督。本作が長編映画初監督作となり、撮影、編集も務めた。
横堀監督は「人を好きになって、ぶつかって、分かり合えたその先にある『成長』と『喜び』を、あこ子を通してみなさまの心に響く映画になることを願っています」とコメント。「今までの少女漫画原作映画とは一味違う映画にしたい、そんな思いを最高にフレッシュな役者陣、スタッフ陣と共にできたことをとても嬉しく思っています」と語った。
脚本は、「恋わずらいのエリー」やドラマ「あなたがしてくれなくても」「瓜を破る 一線を越えた、その先には」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」などを手掛けたおかざきさとこ。
あこ子の親友で恋のライバルとなる充希役、あこ子の相談相手となる直己の親友・成田のキャストらは続報で発表される。
渡邉、木村、横堀監督、原作者の幸田氏のコメント全文は以下の通り。
映画『あたしの!』は恋をとるか、友情をとるか、悩ましくてもどかしいお話ではありますが、笑いあり、涙あり、キュンキュンあり!の本当に盛りだくさんな内容になっていると思います。
早く皆様にこの映画が届くのを楽しみにしています。
恋に必死なあこ子に、時には笑い、終盤では涙止まりませんでした。
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