「チャレンジャーズ」「パスト ライブス 再会」大人の三角関係を描く2作に“驚きの繋がり”があった
2024年5月25日 10:00

ゼンデイヤが主演を務め、「君の名前で僕を呼んで」「ボーンズ アンド オール」などで知られるルカ・グァダニーノ監督がメガホンをとった「チャレンジャーズ」(6月7日公開)。実は本作、同様に“三角関係”を描いた「パスト ライブス 再会」と驚くべき繋がりがあったのだ。
「チャレンジャーズ」は、ゼンデイヤが、2人の男を同時に愛するテニス界の元スター選手を演じ、彼女の虜となった親友同士の若きテニスプレイヤーとの10年以上に及ぶ“衝撃の三角関係”を描いた物語だ。映画ファンにとって、“三角関係”の物語といえば、記憶に新しい作品があるだろう。
それが「パスト ライブス 再会」。今年4月に日本公開された同作は、ソウルで出会った少女ノラと少年ヘソンが、24年の時を経て、再びニューヨークでめぐり逢う上質な恋愛映画。そしてこの作品では、ノラの夫・アーサー(ジョン・マガロ)との三角関係が美しく儚く描かれている。

監督のセリーヌ・ソンは映画デビュー作となった「パスト ライブス 再会」で、自身の体験をモチーフとした。ファーストシーンで描かれたバーの風景は、ソン監督が数年前に経験したことをそのまま取り入れ、またその体験をきっかけにストーリーを紡ぎあげたという。
それが「ニューヨークのバーで、子どもの頃に好きだった人と、一緒に暮らすアメリカ人の夫に挟まれバーで過ごした」という体験だ。映画の冒頭でも描かれた“あの印象的なシーン”は、実際にソン監督が味わったものなのだ。

そして、このソン監督の夫というのが「チャレンジャーズ」で脚本を担当したジャスティン・クリツケスだ。彼は、その優しい包容力と切ない表情に共感の声を多く集めたアーサー(ジョン・マガロ)のモチーフとなっている。
妻であるソン監督が描いた三角関係(「パスト ライブス 再会」)では、自身を中心とした、とてもビターで切ない大人のラブストーリーという仕上がり。一方、夫であるクリツケスが描いた三角関係では“2人の男は女に翻弄される”。この事実を知ると、2つの作品に新しい見え方が生まれるかもしれない。
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