加藤和彦さんが「NO MUSIC, NO LIFE.」タワーレコードポスターに登場! 岩井俊二、奥田民生、草野マサムネら15人がコメント
2024年5月16日 12:00
1960年代から90年代、日本の音楽史を変えた不世出の音楽家・加藤和彦さんの音楽ドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」の公開を記念し、タワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」意見広告ポスターシリーズの最新版に加藤さんが登場する。加藤さんが出演した映画作品「四月物語」の岩井俊二監督はじめ、奥田民生、草野マサムネら錚々たる音楽関係者ら15人がコメントを寄せた。
ポスター下部の「難しい事もやってないし、主張もない、何か『目的がある』訳でもないし、ウケを狙ってもないし好きな事をやってるだけだ。でも、これだけは言える。『僕たちは自分と、音楽に、そして人生に忠実なだけ。そしてちょっぴり友を尊敬してるだけさ』」というメッセージは、サディスティック・ミカ・バンドにとって最初で最後のオフィシャルブックである「サディスティック・ミカ・バンドオフィシャル・ブック・ボックスセット」の<巻頭文 Dear an audience 加藤和彦>からの引用となっている。
ポスターは、全国のタワーレコードおよびTOWERmini全店で5月17日から順次掲示。また映画公開に先駆け5月22日には、2枚組CD「The Works Of TONOBAN~加藤和彦作品集~」が発売。タワーレコード新宿店では、「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター、映画「トノバン」ポスターや鑑賞券(ムビチケオンライン)が抽選で当たるキャンペーンを実施。さらに5月28日からは店内特設会場にて、加藤和彦に関する思い出の品を展示する。
映画「トノバン」は、日本のロックバンドで世界進出を果たしたサディスティック・ミカ・バンドで加藤さんと活動した、故高橋幸宏さんが加藤さんに寄せた想いから映画化の企画が立ち上がり、日本初のミリオンヒットを生んだザ・フォーク・クルセダーズ結成秘話、サディスティック・ミカ・バンドの海外公演やレコーディング風景などを交えた貴重映像に加え、日本のポップスの金字塔とも言える“ヨーロッパ三部作”に隠された逸話を紹介。
企画・監督・プロデュースは、「SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬」(2018)、「音響ハウス Melody-Go-Round」(2020)を手掛けた相原裕美。約4年間の取材・制作期間を経て完成させた。出演は加藤さんのほか、きたやまおさむ、松山猛、朝妻一郎、新田和長、つのだ☆ひろ、高橋幸宏、小原礼、今井裕、高中正義、クリス・トーマス、泉谷しげる、坂崎幸之助、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一、コシノジュンコら。(順不同、アーカイブ含む)
「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」は5月31日からTOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開。、5月22日リリースの2CD作品集「The Works Of TONOBAN ~加藤和彦作品集~」にも収録される。
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