“ビートルズを解雇された男”が語るバンドの前日譚 ドキュメンタリー「ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ」7月5日公開
2024年4月28日 12:00

1970年の解散後も、時代を超えて世界中で愛される伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。元ドラマー、ピート・ベストらメジャーデビュー前のバンドの姿を知る関係者のインタビューと、当時の映像を交えながら、初期ザ・ビートルズの在りし日を回想するドキュメンタリー「ザ・ビートルズの軌跡 リヴァプールから世界へ」が7月5日公開される。
映画は初期のビートルズが出演していたクラブ「ジャカランダ」のオーナーで、1960年そして61年に彼らのハンブルク巡業を手掛けた興行主アラン・ウィリアムズが、当時美大生だったジョンとスチュアート・サトクリフに女子トイレの修繕の仕事を頼んだ時の回想から始まる。
さらにメジャーデビュー直前に突然解雇されたドラマーのピート・ベストがビートルズを追い出された日やその過程などについて自ら詳細に語っている。そのほか、ビートルズ全作品をプロデュースしたジョージ・マーティンに乞われデビュー曲「ラヴ・ミー・ドゥ」のレコーディングにリンゴ・スターの代わりに参加したアンディ・ホワイト、初期から「ラバー・ソウル」までのチーフ・エンジニアを務めたノーマン・スミスら、初期のビートルズをよく知る男たちの証言からビートルズが成功するまでの軌跡を辿る。
ハンブルク巡業、リバプールの席巻、当時英国最大のレコード会社であったデッカ・レコードのオーディションの失敗、さらにメンバー交代劇など……。紆余曲折の末、62年「ラヴ・ミー・ドゥ」でメジャーデビューするまでを、当時のTV番組のパフォーマンス映像やコンサートの模様などを交えて、彼らの創造性やスターダムを上りつめていく過程を検証していく。
監督は、数多くの音楽ドキュメンタリーやCD制作を手掛け、「Dinosaurs Myths & Reality(恐竜の神話と現実)」(95)をプロデュースしエミー賞を受賞した、ボブ・カラザーズが務める。
7月5日から、ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開。
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