佐藤嗣麻子監督「陰陽師0」公開記念舞台挨拶に夫・山崎貴監督がサプライズで祝福
2024年4月20日 14:51

佐藤嗣麻子監督による「陰陽師0」の公開記念舞台挨拶が4月20日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、佐藤監督の夫である山崎貴監督(「ゴジラ-1.0」)がサプライズ登場し、映画の公開を祝福。花束を手渡し「今日は公開おめでとうございます、はい、以上です」と照れつつも、「本当に良かったです」と作品を絶賛した。
平安時代に実在した呪術師・安倍晴明の活躍を描いたベストセラー小説を、原作者・夢枕獏氏の全面協力で、晴明が陰陽師になる前の物語を完全オリジナルストーリーで映画化。佐藤監督は「35年前、夢枕獏さんと約束した映画化がようやく実現し、公開される。夢枕獏さんがいなければ、この映画は存在しない。光栄に思っていますし、幸せです」と感無量の面持ちだった。

そんな佐藤監督の様子に、山崎監督は「これを作りたかったんだなと。長い間苦労しているのはそばで見ていたので、やっと思いが成就して、この作品が完成したんだったら、いままでの戦いは無駄じゃなかったと思った」と労をねぎらった。
改めて「陰陽師0」について、山崎監督は「うちは、求められない限り、お互いの作品はノータッチで、脚本も読んでいなかったんですが、いやあ、良かったです」と絶賛。佐藤監督が「あと、ラストシーンはズルい、カッコ良すぎると言ってくれた」と明かすと、山崎監督は「あの最後は、本当にうまいな~と思った」とうなっていた。

美しい平安京の世界観を生み出したのは、「ゴジラ-1.0」で第96回米アカデミー賞視覚効果賞を受賞した白組による圧巻のVFX。佐藤監督は「友人からメールがあって、花が舞うシーンを見た瞬間、涙が滝のように流れて、浄化されたと。この映画には、そんなパワーがあるんだと感動してしまった」と白組への感謝を示した。
公開記念舞台挨拶には、若き日の晴明を演じる山﨑賢人をはじめ、染谷将太、奈緒、安藤政信、板垣李光人が出席した。安藤は、とあるシーンでNGを連発し、撮影に2時間半かかってしまったと告白。その現場をたまたま、山崎監督が見学していたといい、安藤は「僕が休憩していたら、山崎監督がすーっとやって来て『嫁がすみません』って言ってくれて」と振り返った。
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