木村拓哉主演「Believe」豪華キャスト8名発表! 天海祐希が妻役で共演 竹内涼真、上川隆也、斎藤工らがイベントに登壇
2024年4月19日 12:30
木村拓哉が主演を務めるテレビ朝日開局65周年記念作品「Believe 君にかける橋」(4月25日スタート、毎週木曜午後9時)のキャスト登壇イベントが4月18日に都内で行われ、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、上川隆也、斎藤工、小日向文世、天海祐希、北大路欣也がメインキャストとして出演することが発表された。
本作は、橋づくりに情熱を燃やす狩山陸(木村)が、刑務所に収容されるという思わぬ困難に見舞われながらも、決して諦めることなく希望と再生の道を模索。先の読めない手に汗握るサスペンスと、スリリングかつ心に染み渡る人間ドラマが交錯する、壮大な物語を紡いでいく。脚本は井上由美子が担当した。
東京都が心血を注ぐ一大プロジェクト=「龍神大橋」の建設に従事し、数年にわたる奮闘の日々を送ってきた狩山(木村)。ところが、細心の注意を払って橋を設計したにもかかわらず、建設現場で大人数を巻き込む事故が発生し、彼の人生は得体の知れない激動の渦に飲み込まれていく。
観客とハイタッチしながら壇上に上がった木村は、「とても素敵で、とても贅沢な共演者の皆さんとこの場に立てることを、非常に光栄に思っております」と清々しい表情で挨拶。竹内、山本、一ノ瀬、上川、斎藤、小日向、天海が登場すると、場内は割れんばかりの歓声で包まれた。木村は男性キャスト陣と固い握手を交わし、女性キャスト陣と小日向をエスコート。スケジュールの都合で欠席だった北大路も、VTRでスペシャルメッセージを寄せた。
錚々たる共演者と初めて公の場に並んだ木村は、「撮影では皆さんがいてくださるので、無駄な日が一日もないし、無駄なカットがひとつもない。本当に現場は“豊か”です」と、誇らしげな表情で力強く語った。
木村扮する主人公・狩山を調べる刑事を演じる竹内は「木村さんが“マジで本気”なので、僕も“マジで本気”でいけるんです!」と語り、狩山の弁護を担当する弁護士役を務める斎藤も「木村さんはいつも役柄に“マジで本気”。今回も面会室で対峙するシーンで、背筋がゾゾゾッとするような目をされていて、鳥肌が立ちました」と証言。上川からも「木村さんのエンジンが力強いからこそ、現場も力強く前進していける」という声が上がると、木村は「エンジンだけがあっても走ることはできない。スタッフ・共演者で一台の車体を作り上げて皆さんにお届けしたい」と、チーム全体の熱量の高さを強調した。
木村と夫婦役で初共演する天海が隣の木村に向かって「(私の印象は)どうですかっ!?」と問うと、木村は天海を真正面から見つめ、「そばにいると感じさせてくれる温度とか匂いとか全部ひっくるめて…“ありがとうございます!”という感じです」と感謝。天海も「熱量を持ってお芝居に向き合っていらっしゃるんだな、と常々感じていたのですが、それを目の前で拝見し、『あぁ、これが木村拓哉さんか』と。とても新鮮でいて、よく練り上げられたものを感じられて、すごく楽しいです」と語り、「これからどんどん撮影が進むにつれて、もっと仲も深めていきたい」と意気込んだ。
イベント終盤には、「MAN WITH A MISSION」が木村の2ndアルバム「Next Destination」(22)に提供した楽曲「I'll be there」が主題歌に決定したことも発表。「歌詞の内容やワードの一つひとつが各登場人物の思いや、ドラマの空間とすごく重なる」と感じた木村の提案で、「MAN WITH A MISSION」がバンドによる新アレンジを加えセルフカバーする。
「Believe 君にかける橋」はテレビ朝日で4月25日から毎週木曜午後9時から放送。初回は拡大スペシャルとなる。木村をはじめとするキャスト陣の役柄とコメント全文は以下の通り。
大手ゼネコン「帝和建設」の土木設計部部長。建設物オタクの土木設計家で、橋づくりに情熱を寄せる。数年前から計画が始まった「龍神大橋」の建設に従事していたが、わけあって刑務所に収容されてしまうことになる。
とても素敵で、とても贅沢な共演者の皆さんと、この場に立てることを非常に光栄に思っております。僕は皆さんとそれぞれのシーンで共演させていただいているのですが、イベントの絶えない撮影といいますか、これだけの方が揃ってくださったので、自分のモチベーションは非常に高いままキープされ続けています。このキャスト、スタッフと共に間違いなく全力、全霊で取り組んでいく作品になると思いますので、ぜひ皆さんに楽しんでいただけたらと思います。
(竹内)涼真は、今までの作品や公の場での発言、立ち居振る舞いを見て、“絶対的な体育会系の人”なんだろうなと思っていたら、ドンズバでした(笑)。僕のことを“マジで本気”とか言ってますけど、1カット1カットに対する熱量がすごくて、それは僕ではなく本人を表す言葉だと思います。
警視庁刑事部捜査第一課・刑事。大学卒業後、警視庁に入庁。ニコニコしながら話すが目は笑っておらず、腹の底では何を考えているかわからない。周りが驚くほどの強い執念で狩山を調べている。
僕の役柄はあまり言えることがなく、内緒ということにしておきます。第1話から「これは何を考えているんだろう」「どうなんだろう」と、皆さんが見て、頭の中でいろいろ考えてくださるんじゃないかな、と僕も演じながら楽しみにしています。ストーリーを追っていくと、その謎は徐々に解けていくと思います。
「帝和建設」土木設計部・第一設計課に所属。狩山の部下。狩山に憧れている。才色兼備な理系女子で、要領が良い。南雲の婚約者。
本日はお越しいただき、ありがとうございます。あー、緊張する! 錚々たる大先輩の中でお芝居させていただき、とても感謝しています。私が演じる本宮絵里菜という役は…言えることがありません! 南雲とどういう関係性で、今後どうなっていくのか、楽しみに見ていただけたらうれしいです。
「帝和建設」土木設計部・第一設計課・主任。狩山の部下。狩山を尊敬し、公私ともに一緒に過ごす時間が多かった。絵里菜の婚約者。
本日、このような素敵な作品を、このような方々と一緒に発表できるということを心待ちにしていたんですけど、皆さんの声援を聞いて、本当にすごい方々なんだなと改めて実感しました。この場に立てていることが、とても光栄です。
「龍神大橋」工事の一次下請業者である坂東組・社長。作業員からの信頼も厚く、腕利きの作業員が坂東のもとに集まる。現場が好きで、今でも頻繁に現場に顔を出す。
皆様、こんにちは。北大路欣也です。本日は参加できず残念です。私は「龍神大橋」の建設で工事を担う坂東組の社長・坂東五郎役で参加しております。木村さんが演じる情熱にあふれる主人公・狩山とどう向き合っていくのか、ワクワクドキドキです。素晴らしい共演者の皆様と共に頑張りたいと思います。どうぞ、ご期待ください!
狩山が収容される国立刑務所・処遇部門第3区・区長。定年を1年後に控えており、受刑者から恐れられる刑務官。
これまでも何人かの方々が役柄についてはご説明申し上げられないとお話しされましたが、僕についても同様でして…。木村さんが劇中で送り込まれる、とある施設のちょっと偉い人を演じております。
――豪華なキャストが集まっていますが、共演してみていかがですか?
弁護士。狩山の弁護を担当している。常に腰が低く、おどおどしており、汗っかきでハンカチを常備している。想定外のことが起こると早口になる。
「帝和建設」代表取締役社長。東大卒業後キャリア官僚として省庁に入り、その後、帝和建設の社長となる。物腰が柔らかく、橋づくりに情熱を傾ける狩山にも優しく寄り添う、よき理解者。
テレビ朝日開局65周年という記念すべき作品に参加させていただいて、とても光栄に思っております。僕は木村くん演じる狩山さんの会社の社長さんを演じております。物腰が柔らかくて、とても温かい社長さんを…たぶん演じることになると思います(笑)。
聖修大学病院循環器センター看護師長。狩山の妻。あけすけな性格と確かな看護技術で、後輩や患者から慕われている。
私は、木村さん演じる狩山陸の妻! 妻を演じさせていただきます。今のところ数回しか愛しい主人には会えていないのですが、すごく濃密な時間を過ごすことができています。私は狩山さんを悩ませる要因のひとつにもなっていくのですが、それがどういうことなのか…楽しみにしていただけたらと思います。これからどんどん撮影が進むにつれて、もっと仲も深めていきたい、と今から意気込んでおります。
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